まるで宇宙船の船内!? 夜の展望室で京都旅を締めくくる
京都タワー。世界でも珍しい建築構造の京の街を照らすランドマーク。鉄骨を一切使わず、円筒型の鋼板を繋ぎ合わせるモノコック構造を世界に先駆け採用。地上から避雷針までは131メートルと京都市内では最も高いスポット。ライトアップの色を変えることもできる(有料)。©京阪ホテルズ&リゾーツ株式会社 京都タワー
京都タワーが開業したのは1964年。当初の計画では、ビルの建設のみでタワーの設置は予定になく、それまで京都の街で高い建物と言えば東寺の五重塔だったから、京都市民は驚きを隠せなかったよう。
それでも、いつしか古都に溶け込み、今や京都のシンボルとして、地元の人や観光客を温かく見守ってくれる存在になった。
にもかかわらず、京都の人と話をしていると、「展望室まで上ったことないわぁ」と口を揃えて言う。今こそ声を大にして伝えたい。「いっぺんでいいから上ってみて」と。
京都タワー 展望室。京都タワーの展望室4・5階に位置する。地上100メートルの高さから、京都の街をぐるりと見渡せる。
京都タワー 展望室。京都タワーの展望室4・5階に位置する。地上100メートルの高さから、京都の街をぐるりと見渡せる。
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- 文=CREA編集部
写真=橋本 篤
CREA 2023年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。
この記事の掲載号

CREA
2023年秋号
永久保存版 偏愛の京都
定価950円
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