永野は
ラスボス的な存在

斎藤 そもそもの出会いは6年前、僕がMCをしていたTBSの演芸バラエティ番組です。

 翌年、僕が撮ったあばれる君主演の短篇映画『バランサー』にラスボス的な役で出ていただいたのが、一緒にものを作ることの始まりでした。

永野 全然売れてなかったのに、ラスボス役で呼んでくれて嬉しかった。

 でも、「したまちコメディ映画祭」で上映された時の「ラスボス誰?」「誰かの息子?」みたいな不穏な空気が忘れられない。

斎藤 でも、当時から芸人さんの中では超レジェンドでしたよ。

永野 その後、ラジオ「TAKUMIZM」にも呼んでもらって。

斎藤 一方的なファンなので。永野さんは僕がやっている移動映画館「シネマバード」にほぼ毎回参加してくれて、上映前に子ども達を笑わせてくれています。

 ただ飲みに行くというコミュニケーションよりも、何かをする時に定期的に力を貸してもらう関係です。

次のページ 永野は芸人ではなく 芸術家だと思う

CREA 2019年11月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。