◆ 日本料理 保名

実際に有田焼の活躍を目にすることができるのが、日本料理店の保名。ランチの陶箱弁当は、蓋を開けた瞬間、色とりどりの季節の食材がぱっと目に飛び込んでくる。箱の中にも磁器の豆皿や人形がちょこんとあしらわれていて、食べる前からテンションが上がる。

店内には古陶磁もずらりと並び、夜は骨董会席もメニューに加わる。「器の使い方を目にする機会があれば、もっと有田焼が身近に感じられるはず。そうやって有田のファンが増えていったら嬉しい」と語るのは保名の2代目西山保広さん。

器やお皿を眺めて素敵だな、と感心するだけが有田焼の本質ではない。生活の中にとりいれて、いつもの毎日にちょっとワクワクをプラス。くらしを楽しくするためのヒントが、有田にはたくさんありそうだ。
日本料理 保名(やすな)
電話番号 0955-42-2733
営業時間 11:30~15:00、17:00~21:00
定休日 不定休
URL https://www.facebook.com/yasuna.nihonryouri

「ARITA SELECTION きんしゃい有田豆皿紀行」
有田の地で日本ではじめて磁器が焼かれた1616年から今年で400年。それを記念した「きんしゃい有田豆皿紀行」プロジェクトでは、26の窯元の豆皿を紹介している。
» 特集「400年の歴史を手のひらにおさめた“豆皿”から始まる有田焼をめぐる旅」トップへ

佐賀・有田焼の窯元を訪ねる
2016.03.11(金)
取材・文=嵯峨崎文香
撮影=山元茂樹