引っ越してから、さらに本も洋服も処分しました

『わたしを離さないで』カズオ・イシグロ・著/松尾たいこ・イラスト(早川書房)から。

 以前の家に比べ広さが1/2になったことで、いままで持っていた荷物の1/3は処分してスタートした新生活ですが、その後もかなりのモノを処分しました。

 一番大きいのは本棚。私は10年以上、ボーコンセプトで買った低めの本棚を2つ並べて使っていました。小説やエッセイは読み終わると人にあげたりしていましたが、画集や写真集は書店や展覧会に行くたびについつい購入し、常に本棚はパンパン。それでも人からは「本、少ないですねー」と言われる程度の量だったのですが。でもある日、ほとんどの本を1年以上開いてないことに気がつき「あっ、本棚1つ減らそう」と思い、本当に好きな本&資料として必要なものだけを残しました。お気に入りの本だけが並ぶ本棚は、眺めるだけで嬉しくなります。

仕事の打ち合わせもこのリビングで行うことが多いです。

 洋服もさらに1/3ほど処分。おかげで寝室に置いていた衣類棚3つのうち1つを減らせて、圧迫感のあった空間もスッキリ。そして日用品や食料品をストックしなくなりました。コンビニエンスストアやスーパーマーケットなどが徒歩圏内にたくさんあるので、無くなってから、あるいは必要になってから買いに行けばいいというふうに意識が変わったのです。ストックがあると、そのぶん場所を取ります。収納スペースがあまりないので、取りあえず買って、しまい込むということができないということもありますが、おかげで必要最低限のモノだけを置くようになりました。

 冷蔵庫の中はガランとしていて、炭酸水とビール、月に2回届く通販の野菜セットぐらいしか入っていません。この冷蔵庫は夫が独身時代から使っているモノですが、来年は小さいサイズに買い換えたいなと思っています。

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2015.12.26(土)
文・撮影=松尾たいこ