さて、実際のカバーではどんな風に仕上がった?

帽子でさらにダンディに決めた2人を撮影するのは、フォトグラファーの磯部昭子さん。こちらの写真は単行本の口絵に採用された。
実は付けヒゲも用意していたものの、結局は着用せず、出来上がった写真の上からヒゲを描き加える(!)ことになった。実は、元ネタである『泰安洋行』のジャケットにおける細野氏のヒゲも、後から書き加えたものだったそう。
ということで、こんなに素敵な表紙が完成!

 この撮影と同時に行われた刊行記念対談の模様は、発売中のCREA5月号にも掲載されている。CREA世代からの相談に対する2人の回答は必読。また、誌面には収めきれなかった延長戦となる対談も、このCREA WEBに公開する予定なので乞うご期待!

『地平線の相談』

著・細野晴臣 星野源
本体1,400円+税 文藝春秋

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2015.04.15(水)
文=下井草秀(文化デリック)
撮影=山元茂樹