Magnificent View #333
千畳敷カール(長野県)

(C) g-photo / SEBUN PHOTO / amanaimages

 中央アルプスに聳える宝剣岳の麓は、お椀のような形の谷となっている。

 千畳敷カールと名づけられたこの窪地は、2万年ほど前、氷河がゆっくりと大地を侵食したことによって形作られたもの。

 高山植物の宝庫として知られるこの天上の楽園では、四季折々の美しさを楽しむことができる。なかでも、200種類以上の花々が咲き誇る夏は格別だ。山肌一面が黄金色に染まる秋、純白の雪景色が広がる冬など、これから訪れる季節もまた捨てがたい。

 千畳敷までのアプローチは、駒ヶ岳ロープウェイが便利。遊歩道を歩いて、可憐な植物と雄大な山々の姿を心ゆくまで堪能しよう。

 ちなみに、海抜2612メートルを誇るこの地に立つホテル千畳敷は、日本で最も標高の高いところで営業するホテルだという。

次の記事に続く ジョージ・オーウェルが絶賛した グアテマラの美しきカ...