事務所内でもひときわ多彩な才能を持つ人物

 King & Princeの髙橋海人が「KAITO」名義で、10月5日に1stソロデジタルシングル「swim?」をリリースした。楽曲制作はもちろん、アートワークやMVにも髙橋自身の感性が息づいた本作は、思わず身体を揺らしたくなるようなグルーヴ感と、遊び心が詰まったキャッチーな一曲だ。

 「特定のジャンルだけに自身の表現を当てはめたくない」と本人もインタビューで語っていたように、楽曲には「こうあるべき」という押しつけがましさを感じない。さまざまな世界を縦断する自由な感性と、髙橋自身のキャラクター性までもがにじみ出ている。「KAITO」の名刺代わりとなる一曲でありながら、これまで培ってきた髙橋のクリエイティビティの到達点のひとつともいえるだろう。

 そもそも、King & Princeの髙橋海人といえば、STARTO ENTERTAINMENTに所属する数多のアイドルたちのなかでも、ひときわ多彩な才能を持つ人物だ。幼少期から打ち込んできたダンスの実力は折り紙付きで、入所前にはSMAPの5大ドームツアーにバックダンサーとして参加した経験もある。自ら振付を手がけることもあり、事務所内でも一目置かれるダンスの名手だ。身体の隅々まで意識が行き届いたしなやかな動きはもちろん、高難易度の動きをこなしていても、音楽そのものを楽しんでいるような軽やかさが髙橋のダンスにはある。

 事務所入所からわずか約2年後の2015年には、当時関西ジャニーズJr.の中心メンバーだった平野紫耀、永瀬廉とともに「Mr.KING」のメンバーに抜擢された。すでに飛び抜けた人気を誇っていた2人と肩を並べることになったのだから、当時の髙橋に寄せられていた期待の大きさがうかがえるだろう。

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