続く暑さに、体もバテ気味……そんな時は体の中から対策を講じてみませんか? 無理なく、簡単に実践できる秘策は毎日の食事に、疲労回復のサポートが期待できる酢酸を含む「お酢」を取り入れること。そこで、お酢といえばおなじみ「ミツカン」のお酢エキスパート・前田哲也さんにおすすめのお酢レシピを教えてもらいました。また、知られざるお酢の効果をピックアップしたコラムもぜひ参考に。

 今回は、果物から作られた「フルーツ酢」を主に使った「デザート&ドリンクアレンジレシピ」を紹介。ヘルシー&ローカロリーだから、ダイエット中のおやつにもぴったりです。

お酢レシピ 01.「ブルーベリー黒酢ヨーグルト」
[調理時間・10分/ひとり分のカロリー・105kcal]

 ヨーグルト&フルーツのヘルシーおやつ。ヨーグルトの水切りを食事の前に準備しておくと、食べ終わる頃にはちょうどいい状態に。健康ドリンクとして人気の黒酢にブルーベリーとぶどう果汁を加えた「ブルーベリー黒酢」は、まろやかな酸味でとっても飲みやすいお酢飲料。好みのフルーツ酢を探して、オリジナルを楽しんで。

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お酢レシピ 02.「かき氷ブルーベリー黒酢シロップ」
[10分/22kcal]

 冷たくて甘いいつものかき氷のシロップを、「ブルーベリー黒酢」に代えるだけでぐんとヘルシーに。カロリーはわずか22kcalに抑えられます。調理はもちろん氷を削るだけですが、食べたときのサプライズ感があるので夏のおもてなしデザートにもぜひ。

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お酢レシピ 03.「バナナアイス」
[10分/188kcal]

 フードプロセッサーやハンドブレンダーがあれば簡単に作れる自家製アイスクリームも、お酢を加えてヘルシーに。バナナの風味とハチミツのやさしい甘さで、お酢の酸味も気になりません。おいしいアイスクリームでお酢を無理なく取り入れられる、大人も大満足のデザートレシピです。

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お酢レシピ 04.「ざくろ黒酢のブラマンジェ」
[20分/216kcal]

 プルプルとしたクリーミーな食感と、「ざくろ黒酢」の爽やかな酸味がヤミツキになるブラマンジェ。ざくろとぶどう果汁のフルーティな風味を活かすことで、黒酢もおいしく摂取できます。また牛乳がベースですが、生クリームを加えるのでコクもしっかり。たくさん作って毎日食べたくなるおいしさです。

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お酢レシピ 05.「リンゴのサワーコンポート」
[30分/197kcal]

 リンゴが余ったらコンポートを作ってみましょう。作り方は簡単で、「リンゴ酢」、砂糖、シナモンと水を入れた鍋で20分ほどコトコト煮るだけ。シャクッとした柔らかな食感と、しっかりめの甘さに気持ちもほっこり和みます。バニラアイスに添えるととびきりおいしい。

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教えてくれたのは……ミツカン お酢エキスパート 前田哲也さん
ミツカンPR担当。理系採用で研究所に配属されて納豆の研究に従事後、お酢を使った調味料の商品開発を経験。研究・商品開発の経験からか、料理や食材を見ると思わず「お酢との相性は?」と考え、まずは何にでもお酢をかけてしまうのがクセになっているのだとか。これまで最大の発見は、カレー×お酢のベストコンビネーション。カレーのライスを酢めしにすると、カレーの辛みが引き立ち美味しさがアップ。ちなみに、カレーは辛い方がよいのだそう。食べ方はこちら!
» https://crea.bunshun.jp/articles/-/415

【コラム】ハンバーグにも! 夏場のお弁当にはお酢のおかずを

 生魚の保存性を高めた寿司が江戸時代に重宝されたように、お酢には優れた防腐・静菌効果があります。この働きを活かして、食品の傷みが気になる夏場のお弁当にはお酢を使ったおかずで食中毒対策をしたいもの。漬け物や野菜・魚のマリネ、肉料理のタレにもお酢をプラス。またハンバーグのタネに少量のお酢を加えると傷みにくくなるだけでなく、よりジューシーに仕上がります。

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2014.08.20(水)
文=オカザキエミコ(六識)