「ふぐ」の不思議な生態に迫る「海響館講座」へ
夕食後、ぜひ参加したいアクティビティが「海響館講座」(毎日20:00~20:30/参加無料)。「海響館」は、リゾナーレ下関と同じ関門海峡沿いの「あるかぽーと・唐戸エリア」にある水族館です。講座の企画段階から携わっているスタッフの新原祐生さんに、その成り立ちや魅力について聞きました。
――「海響館」は、どんな水族館なのですか?
新原 私たちのホテルのアイコンでもある、「ふぐ」の展示種数世界一を誇る水族館です。はじめは、「海響館」自体の良さをお伝えする内容をイメージしていたのですが、飼育員さんたちとお話したところ、ふぐに対する思い入れがものすごくて。
――“ふぐ愛”が強すぎたんですね。
新原 そうなんです! 「海響館」では、イルカとアシカのショーや、ペンギンの展示も素晴らしいので、そういった部分もご紹介したいなと思っていたのですが――ご相談していくうちに「もうちょっと、ふぐを推してほしい」「もうちょっと」と……(笑)。
私も、その熱い思いに心を打たれまして、「海響館講座」といいながらも実質的には「ふぐ講座」になっています。ふぐを知っていただくことで、海響館がより楽しくなるのは間違いないので。
――ふぐは、おいしいだけの魚じゃなかったという。
新原 知れば知るほど奥深い、いまだ謎も多い魚です。海響館には約100種類のふぐが展示されているのですが、じつはマンボウやカワハギもふぐの仲間です。海水を瞬時に取り込んで約2倍に膨らんだり、種類によって毒の種類や量が違ったり。そもそも有毒かどうかわかっていない種類も多いんですよ。
新原 講座の内容を考えるうえで難しかったのは、開業前でどんなお客様が多くなるか、想像するしかなかったところです。大人の知的好奇心をくすぐるような内容も考えたのですが、最終的には、小さなお子さんにも楽しくお伝えできる内容になりました。
講座はあくまで導入で、本物の可愛らしさや不思議な魅力は「海響館」でじっくりとご体験いただけたらと思います。
――参加者は、やはりお子さんが多いのですか。
新原 圧倒的に。20分ほどの講座ですが、けっこう集中して聞いてくれます。付き添いの親御さんも楽しんでいただけているようで、ときどき「へぇ~」といった相槌が聞こえてくると、良かった~と安心しますね(笑)。
講座にご参加いただいた方には、オリジナルのふぐのビンゴカードをお渡ししています。縦に4列、横4列で計12種類のふぐが描かれていて、「海響館」でそのふぐを見つけるごとに穴をあけて楽しんでいただくものです。
次の日、小さなお子さんが「全部見つけたよー!」と、穴が全部空いたカードを持ってきてくれたりすることも。
新原 講座の最後には、「100種類の中からぜひ“推しふぐ”を見つけてください」とお伝えしています。「ふぐエリアであんなに時間を使うとは思わなかった」と言っていただけると、企画者冥利につきますね。水族館といえば、イルカやペンギンがアイドルですが、ふぐこそ、「海響館」ならではの大きな魅力だと思います。
市立しものせき水族館「海響館」
所在地 山口県下関市あるかぽーと6-1
電話番号 083-228-1100
営業時間 9:30~17:30(最終入場17:00)※気象状況などにより変更あり
入場料 大人 2,500円、小・中学生 1,200円、幼児(3歳以上)500円 ※市民価格あり
