
日本の人気ドラマシリーズ『コンフィデンスマン』の韓国リメイク版『コンフィデンスマンKR』が、Prime Videoで、現在絶賛配信中! 本作で痛快なコンゲームを繰り広げるパク・ヒスンさん、パク・ミニョンさん、チュ・ジョンヒョクさんに、本作の撮影秘話や互いの魅力について語っていただきました。
『コンフィデンスマンKR』に惹かれた理由

――頭脳明晰なイラン(パク・ミニョン)、百戦錬磨のベテラン ジェームス(パク・ヒスン)、ピュアで情に厚いグホ(チュ・ジョンヒョク)が、様々な職業、キャラクターに扮し、欲にまみれた人間たちから巨額のお宝を騙し取る痛快コメディです。皆さんが『コンフィデンスマンKR』に惹かれた理由を教えてください。
チュ・ジョンヒョク 台本を読んだ時、笑いあり、カタルシスありのストーリーがすごくおもしろいと思いました。共演者がミニョンさんとヒスンさんだと聞いて、断る理由がありませんでした。この3人でチームを組んだら、きっと爽快で楽しい作品になるだろうと思いました。
パク・ミニョン 私は前作でキャラクターに感情移入しすぎてしまって、心がとても疲れてしまったんです。次は、もっとエネルギッシュで、少しクレイジーで、健康的なキャラクターを演じたいと思っていました。私が演じるイランは、ちょっとクレイジーなソシオパスなところが魅力。イランを演じることで、抑えていた“何か”を一気に開放できたような気がします。
パク・ヒスン 私もこの3人なら楽しい作品になると思いました。若いエネルギーに刺激を受けながら、おもしろくてエンタメ性のある作品を作りたいという気持ちで参加しました。

――ミニョンさんは、完璧な役作りをすることで有名です。今回は、どのように役作りをされたのでしょうか?
パク・ミニョン 私はいつも演じるキャラクターの外見から作っていきます。今回演じたイランは、外見上は自由で気ままに見えるけれど、内面はそうではないという二面性を持っています。そのギャップを表現するために、彼女が抱えている孤独に共感するように努めました。
葉巻の吸い方を練習したりもしました。実際に吸ってみて、「意外と似合うかも」と思ったり。今は吸っていませんが、良い経験になりました。そうそう。ドラマの中で初めて「罵り言葉」も言ったんです。監督もおもしろがってくれましたね。
2025.09.24(水)
文=酒井美絵子