この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年9月18日)

» きのうのレシピ「ゴーヤのガパオ風のっけごはん」

連載「のっけて、食べる」が一冊の本に!

フードライターの白央篤司さんと料理研究家のしらいのりこさんが、365日毎日交代で綴ったCREA WEBの人気転載「のっけて、食べる」の書籍が発売。365種のレシピの中から厳選した98レシピを収録しました。簡単でおいしくて、ちょっとの工夫で栄養もとれて、しかも洗い物も減らせる……忙しい私たちの助けになること間違いなしの一冊です。

発売日 2024年9月11日(水)
定価 1,540円(税込)
文藝春秋
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vol.66 カツオとキムチのナムル丼

カツオとキムチのナムル丼。
カツオとキムチのナムル丼。

 カツオのおいしい季節は春と秋の年2回。

 9月は戻り鰹のシーズン。年中食べてますが、この時期は気持ちがさらにカツオに積極的になります。

 今日はたたいてユッケにして、ビビンバ丼にしよう! と思っていたのですが、どうにも器が小さくてキムチをのせきれない。

 そういえば、この前、白央さん、マグロとキムチ混ぜてユッケにしてたことを思い出し、混ぜてみたら大正解! これは定番化決定です!

■材料(1人分)

・カツオ:100g
・コチュジャン:大さじ1/2
・ごま油:小さじ2
・にんにくすりおろし:少々
・キムチ:30g
・きゅうり:1/2本
・塩:適量
・韓国海苔、黒ごま:適量
・ごはん:適量

■作り方

(1) カツオはたたいてボウルに入れ、コチュジャン、ごま油、にんにくを混ぜて、5分ほどおいて味をなじませたのち、キムチを入れて混ぜる。

(2) きゅうりは細切りにして塩でもんで5分ほどおき、出てきた水をしぼる。

(3) ごはんに(1)(2)をのせ、韓国海苔、黒ごまをかけていただく。

 今日は、ナムルもできあがって「さー、ごはん食べよう!」と炊飯器を開けたら、ごはんがすっからかん……(涙)、どうせ炊くならとごはんにもち麦を入れました。

 韓国料理のときはもち麦ごはんにするようにしてます。なんとなく。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.09.18(水)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔