佐渡の季節の味をしっぽりと「日本料理 なかむら」
![花巡りの旅にふさわしい、花びらをあしらった前菜。トマトウォーターのジュレと甘エビの昆布締めをのせ、ビスクソースでいただく「佐渡産の根菜のムース」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/7/1280wm/img_e75a2e4cc3c65d087fd807ea35754996441364.jpg)
「真野新町」で佐和田(佐渡病院)行のバスに乗車し、「佐和田バスステーション」で下車。お待ちかねの夕食は、地元の食材を活かした「日本料理 なかむら」へ。
2代目主人の中村大吾さんが手がける料理は、繊細な盛りつけと上品な味つけに定評があります。メニューは、その日仕入れた旬の調理したおまかせコースのみ。6~7品で6,000円~15,000円の予算に合わせて予約できます。
![佐渡産の真フグをふっくらと蒸し上げた「フグのちり蒸し」。たっぷりの薬味とふぐの出汁の香りにお酒も進みます。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/7/1280wm/img_c70c635be64d21e9c5775be0cbb646d2380255.jpg)
![カツオと昆布の出汁で味わう「のどぐろの塩焼きにゅうめん」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/8/1280wm/img_48d83f49466350762cc02f489f7b03b9473332.jpg)
伝統的な日本料理をベースにしながらも、中村さんの独創性が随所に光る料理の数々。これらの料理とともに楽しむお酒とのマリアージュもこの店の醍醐味です。「金鶴」「真稜」「北雪」といった地酒のほか、ワインや各種焼酎などバラエティ豊かなドリンクを揃えており、心ゆくまで満喫できます。今宵は歩いて帰れる宿なので、美食と美酒に酔いしれましょう。
![2代目主人の中村大吾さんはこの道22年。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/b/8/1280wm/img_b894a71a596326f949bedfe260966ac6426388.jpg)
![トキの色を思わせる落ち着いた佇まいの一軒家。カウンター席のほか、テーブル席や小あがりの個室を完備。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/9/1280wm/img_497cbca94ce5f23aeb9ea0b7f21d0dff537329.jpg)
日本料理 なかむら
所在地 新潟県佐渡市窪田17-6
電話番号 0259-52-6230
営業時間 18:00~20:30
無休
2024.06.23(日)
文=大嶋律子(giraffe)
写真=釜谷洋史