現在、東京・上野の国立科学博物館で開催されている特別展「大哺乳類展3 わけてつなげて大行進」。
これまでも人気を博してきた大哺乳類展。私たち人間も含む「哺乳類」のことを深く、わかりやすく理解できると評判です。
今回のテーマは「分類(=わける)」と「系統(=つなぐ)」。そう聞くと難しい話なのかと思いきや、会場では進化の様子や、分類の根拠、考え方などを、子どもたちにもわかりやすく、大人も「へ~!」と学べるよう楽しく展示しています。
はく製や骨格標本が並ぶ圧巻の大行進も!
「大哺乳類展」は3回目を迎える人気の特別展。その秘密は、国立科学博物館ならではの圧倒的はく製や骨格などの標本数で、普通ではなかなか見ることができない動物のリアルな大きさや特徴を目にすることができます。
そして、展示にも趣向が凝らされ、直感的に理解できたり、実際に比較できるよう展示の方法もとにかく楽しめる! 子どもから大人までが胸躍る内容です。たとえば、上の写真の「哺乳類大行進」なら、天井には巨大なクジラたちが泳ぎ、さまざまな哺乳類のはく製が系統ごとに並び、さまざまな角度から観察。小さな仕掛けも多く、何度見ても、いつまででも見ていられる楽しい展示です(ぜひ現場で楽しんでください)。
さて、CREA編集部的に注目したいのが、オフィシャルグッズです。すべての展示を見たあとにあるミュージアムショップが、とにかく可愛い……全部欲しくなる……! 生き物好きにはたまりません。
というわけで、今回の会期中にしか買えない大哺乳類グッズを、グッズ開発担当者に10点セレクトしてもらいました。愛情溢れるコメントもご一緒にどうぞ。
#1 二心房二心室ポーチ
「大哺乳類展でも展示されている哺乳類が共通して持つ特徴である、二心房二心室の心臓を表現したポーチを制作しました。細かな刺繍とプリントで表現されたポーチは他ではなかなか購入できない一品です」(グッズ制作担当者、以下同)
2024.06.05(水)
文=CREA編集部