日本が誇る四季折々の魅力に迫る季節の絶景特集。まだ知られざる四季折々の表情を見せてくれる日本の風景に改めて魅了されたという人も多いはず。

 今回は、愛知県が誇る春の絶景・風物詩をピックアップ。

 日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。これからの旅の参考にどうぞ!

» #01 蒲郡クラシックホテル つつじまつり
» #02 138タワーパークのモッコウバラ
» #03 三ツ又池公園の芝桜とネモフィラ
» #04 岩倉桜まつり
» #05 茶臼山高原の芝桜
» #06 清水のコヒガンザクラ
» #07 香嵐渓カタクリ群生
» #08 しだれ梅まつり
» #09 こうなん藤まつり
» #10 ポート・フィリップ園のミモザの森

» 日本の隠れ絶景・風物詩リスト


◆蒲郡クラシックホテル つつじまつり

 約100年の歴史を誇る、格調高く優美な城郭風建築の外観とクラシカルなアールデコ様式が人気の蒲郡クラシックホテル。

 高台に立ち、三河湾に浮かぶ天然記念物の竹島や蒲郡の街並みを一望できるホテルとしても有名。春には毎年4月下旬から5月上旬にかけて約3.4ヘクタールの園内に5種類のつつじ約3,000本がピンクや赤の花を咲かせる。

 華麗なつつじが咲き誇る庭園と、目の前に穏やかに浮かぶ竹島はまるで日本絵画のような絶景。つつじや竹島を眺めながら美食をいただくひとときを満喫して。

見ごろの時期:毎年4月下旬~5月上旬

蒲郡クラシックホテル つつじまつり(がまごおりクラシックホテル つつじまつり)

所在地 愛知県郡市竹島町15-1(蒲郡クラシックホテル)

◆138タワーパークのモッコウバラ

 愛知、岐阜、三重の3県にまたがり、広さ26.4ヘクタールもある「国営木曽三川公園」は、日本一広い国営公園として知られている。その公園にある138タワーパークは、一宮市のシンボルとして「ツインアーチ138」が目印になっている。

 四季折々の花が咲き誇る名所としても知られており、芝生広場横のローズストリームには約1,400株の四季咲きのバラが植えられている。例年4月下旬から5月上旬は壁面をモッコウバラが覆い、まるで童話のワンシーンのような景色に。138タワー展望階から眺めると、淡い黄色が一面に広がり圧巻。

見ごろの時期:例年4月下旬~5月上旬

138タワーパークのモッコウバラ(いちさんはちワーパークのモッコウバラ)

所在地 愛知県一宮市光明寺字浦崎21-3(138タワーパーク)
https://www.kisosansenkoen.jp/~tower138/

2024.04.14(日)
文=桐生奈奈子