◆茶臼山高原の芝桜
愛知県と長野県の境にある、標高1,415メートルの県下最高峰・茶臼山と、標高1,358メートルの萩太郎山の間に広がる茶臼山高原。
この高原内の萩太郎山山頂付近には「芝桜の丘」という花畑があり、南アルプスの山々と川の流れを6種類の芝桜で描いた「天空の花回廊」が楽しめる。
茶臼山高原は、初夏の新緑、秋の紅葉、冬の雪景色など、四季折々美しい自然美が広がる絶景スポット。
毎年5月中旬から6月上旬にかけて、22,000平方メートルの広大な敷地に、約40万株の芝桜が咲き誇る。
夜間はライトアップされる日もあり、満天の星と芝桜の美しい写真を撮影できたり、野生の鹿に出会えるナイトサファリも体験も。
また、茶臼山のある豊根村は標高が高く、愛知県の中でも桜の開花が遅いエリア。お花見シーズンを逃してしまった方も、情緒的な日本の原風景と桜の景観を楽しむことができる。
茶臼山高原の芝桜(ちゃうすやまこうげんのしばざくら)
所在地 愛知県北設楽郡豊根村大字坂宇場字御所平70-185
https://www.aichi-now.jp/spots/detail/140/
◆清水のコヒガンザクラ
「道の駅アグリステーションなぐら」の近く、名倉川沿いにある見事なコヒガンザクラの並木道。
濃緑の山々を背景に淡いピンクの桜並木がカーブを描き、延々と続いていく景色は、息をのむほど美しい日本の原風景。
見頃は4月上旬から中旬。愛知県にはどこか昔懐かしい日本の原風景を感じられる場所が、実はたくさん残っている。
「アグリステーションなぐら」では、えごま五平餅などこだわりの味が堪能できる。
清水のコヒガンザクラ(しみずのコヒガンザクラ)
所在地 愛知県北設楽郡設楽町西納庫字森田32
https://www.aichi-now.jp/spots/detail/2101/
2024.04.14(日)
文=桐生奈奈子