この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2023年5月23日)

» きのうのレシピ「ピリ辛モツ煮のっけ丼」


vol.313 ハクオー風ポパイ丼

 ほうれん草たっぷり×豚肉の丼もの。大阪のとあるお店の人気メニュー、自分なりに再現してみました。本家は温泉玉子のってないんですが、栄養を考えてプラスしてます。

■材料(1人分)

・ほうれん草:100g
・豚こま肉:80g
・温泉玉子:1個(半熟玉子でも)
・ごはん:1膳分
・酒:大さじ1
・鶏がらスープの素:小さじ2/3
・醤油:小さじ1/2
・サラダ油:小さじ1
・塩こしょう、マヨネーズ:適量

■作り方

(1)豚肉は4センチ大に切って、塩こしょうしておく。ほうれん草は洗ってから水気を切り、4~5センチ幅に切っておく。

(2)フライパンに油をひいて中火にかけ、豚肉を炒める。

(3)全体が白っぽくなったら、ほうれん草、酒を加えてフタをし、1分おく。

(4)鶏ガラスープの素と醤油を加えて全体をよく混ぜ合わせる。

(5)ごはんを盛って、(4)、温泉玉子をのっけて、マヨネーズを少々添える。

 炒めた青菜と豚をマヨに付けつつ食べる。これ、飲んだ後のシメにいいんですね。大阪・堂山にある「くりやん」という丼と麺のお店です。今度大阪を訪ねたら、また行ってみよう。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

フードライター。「暮らしと食」、日本各地のローカルフードを中心に執筆する。新刊『台所をひらく 料理の「こうあるべき」から自分をほどくヒント集』(大和書房)が先日発売されたばかり。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2024.05.23(木)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔