日本が誇る四季折々の魅力に迫る季節の絶景特集。まだ知られざる四季折々の表情を見せてくれる日本の風景に改めて魅了されたという人も多いはず。
今回は、愛媛県が誇る春の絶景・風物詩をピックアップ。
日本の各地に息を呑むような素晴らしい景色が広がっています。これからの旅の参考にどうぞ!
» #01 新緑の肱川
» #02 翠波高原
» #03 岩城島の積善山の桜
» #04 桜鯛を使った鯛めし
» #05 遊子水荷浦の段畑
» #06 わらマンモス
» #07 開山公園の桜
» #08 石畳東のしだれ桜
» #09 冨士山公園のつつじ
» #10 七折梅園
◆新緑の肱川
愛媛県南西部、南予に位置する大洲市は、ミシュラン・グリーンガイド・ジャポンで一つ星を獲得した肱川河畔が景勝地。
新緑の季節は、そよ風が心地よく吹き、新緑を水鏡のように映す景色がなんとも美しい。
併せて訪ねたいのが、茶の湯文化を守るために作られた臥龍山荘。10年あまりの歳月をかけて築造したという山荘は、日本の美が宿る数寄屋建築の傑作となっている。新緑とともに、日本の美しさを堪能したい。
新緑の肱川(しんりょくのひじかわ)
所在地 愛媛県大洲市
https://okaeri-ehime.jp/know/know_garyusanso.html
◆翠波高原
金砂湖県立自然公園内にある標高892メートルの翠波峰を中心とした翠波高原。約100ヘクタールの高原は、春になると菜の花で一面を埋め尽くす。
展望台からは金砂湖や瀬戸内海、さらには四国山地が一望でき、雄大な景色を眺められる。遊歩道や子供広場も整備されているので散策しやすいのも魅力的。
4月中旬から5月中旬にはワシントン桜の園でソメイヨシノや山桜、八重桜も鑑賞でき、初秋には早咲きコスモスの花で覆い尽されるなど四季折々の花々が織りなす美観を満喫できる。
翠波高原(すいはこうげん)
所在地 愛媛県四国中央市金砂町平野山乙306-1
http://www.shikochu-kankou.jp/自然・花・公園/翠波高原-2/
2024.03.28(木)
文=桐生奈奈子