この記事の連載
北海道三大銘菓 #1
北海道三大銘菓 #2
「白い恋人」のイシヤは北海道らしさが魅力
![パッケージに描かれているのは、北海道の秀峰・利尻山。「白い恋人(ホワイト)」18枚入 1,425円/ISHIYA](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/a/1/1280wm/img_a1788e5fc6ec96871f6bb3935f99695f186816.jpg)
北海道らしい手みやげといえば、イシヤの「白い恋人」。
「イシヤは“白いお菓子”にテーマを持っているので、北海道のお菓子としてとてもわかりやすいのが魅力。『白い恋人』は“北海道から来ました”ということを伝えたいときに自己紹介を兼ねて渡すことも。包装も小分けになっていて、人数が多い場に持って行く手みやげにも便利です」
![パッケージは北海道の美しい冬の風景を表現。「美冬」(ブルーベリー・キャラメル・マロン)3個入 464円、6個入 896円 ※写真のパッケージは6個入/ISHIYA](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/1/1280wm/img_d1f3da1ce9a20888144e09a62cc422dc156998.jpg)
一方、特別な方への贈りものには「美冬(みふゆ)」が定番で、個人的にも好きなお菓子だそう。
「美冬はサクサクのパイをチョコレートでコーティングしたお菓子で、私の中ではこのパイやラング・ド・シャは北海道らしいお菓子の代表格。美冬はパッケージも北海道らしく、よそいきのギフトに使っています」
価格が手頃でブランド名が通っていて、誰に渡しても喜ばれるお菓子がそろっている北海道。看板商品の陰に隠れた銘菓もぜひ試してみて。
六花亭
![石造りの倉庫を利用した六花亭 小樽運河店。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/8/7/1280wm/img_87b9187e653b48e552800c5cc3df5d8277297.jpg)
1933年に和菓子店「帯広千秋庵」として開業。1968年に日本で初めてホワイトチョコレートを発売し、1977年に屋号を「六花亭」に変更。
所在地 北海道帯広市西2条南9-6(帯広本店)
フリーダイヤル 0120-12-6666
営業時間 10:00~18:00
定休日 無休
https://www.rokkatei.co.jp/
ROYCE’
![2023年2月にリニューアルしたROYCE’東苗穂店。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/2/1280wm/img_f2628fabacd19a439bd4ee117be557ca68052.jpg)
ヨーロッパに負けないチョコレートを目指し、1983年に創業。生チョコレートをはじめ、商品は200種以上。
所在地 北海道札幌市北区あいの里4条9-1-1(本社)
フリーダイヤル 0120-373-612(ロイズ通販センター)
営業時間 8:30~17:30
定休日 無休
https://www.royce.com/
ISHIYA
![札幌「白い恋人パーク」のからくり時計塔。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/7/1280wm/img_07196f650603cfeeecf6596f796bc36048917.jpg)
1947年に創業し、1960年代後半に高級洋菓子へ路線変更。1976年に生み出した「白い恋人」が国民的ヒット商品に。
所在地 北海道札幌市中央区大通西4-6-1-1F(札幌大通本店)
電話番号 011-231-1483
営業時間 10:00~20:00
定休日 無休
https://www.ishiya.co.jp/
北村 貴(きたむら・たか)さん
フードマーケッター
北海道十勝出身。2007年に食をテーマにしたコンサルティング企業「グロッシー」設立。プロ料理家400人がレシピを提案するサイト「フードソムリエ」も運営する。
嬉しかった贈りもの:譲り受けたピアス。
※47都道府県の手土産や名作クッキー缶9選、賢者が選ぶ都内の焼き菓子など、「贈りものバイブル」全文は「CREA」2024年冬号でお読みいただけます。
![](https://crea.ismcdn.jp/common/images/blank.gif)
2024.02.29(木)
文=田辺千菊(Choki!)
写真=橋本 篤
CREA 2024年冬号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。