
こんにちは、新人美容研究家のにらさわあきこです。
何度かお伝えした通り、去年の私はコロナ感染からの夏バテで、秋になる頃にはお肌がボロボロに。
その後、栄養状態から改善しようとサプリを取ったら胃炎になるなどダメージ続きの年でした。その結果、体調は戻ったものの、顔は台風一過の荒れた町のように、気になる点がそこかしこに。
なかでも気になるのが胃炎時にしかめっ面をし続けたせいか、眉間に刻まれてしまった深い縦ジワです。
……これは、チャンス! というのも、私には試してみたいシワ改善アイテムがあったのです。使用リポートをご紹介します。
●シワ改善の人気アイテム
今回、私が使ったのは、2023年9月にリニューアル発売されたディセンシアの「リンクルO/L コンセントレート」とSHISEIDOの「バイタルパーフェクション リンクルリフト ディープレチノホワイト5(以下、バイタルパーフェクション)」、そしてエリクシールの「レチノパワー リンクルクリーム」(以下、エリクシール)。試したかったのは最初にあげた2つで、エリクシールは補助的に使いました。エリクシールは有名ですし、使っている人も多いと思うので、あえて私がリポートすることもないかなあと思いまして。

なお、資生堂の2つについては、以前レチノールアイテムを沢山紹介した時に既に試しているので実力は実証済み……なのですが、当時は他商品の後に使い始めたので、シワトラブルはほとんどなく、くすみが取れたというのが主な感想でした。
が、今回は、私の真正のシワに試しているので、使用前後の様子で、実力がよくわかると思います。

では、リポートしていきましょう。
使用方法は、ディセンシアを顔全体に塗り、資生堂をシワ本体に塗り込むという作戦です。
まずは、ディセンシアの「リンクルO/L コンセントレート」から。

そもそもディセンシアは、敏感肌の人でも安心して使えるブランド。よって、「リンクルO/L コンセントレート」もアルコールや合成香料が不使用で、無着色、さらにアレルギーテスト済みと安心材料が揃っています。
商品の大きな特徴としては、美容液なのにオイル状になっていること。そのため、顔全体にすっと伸ばせるので、目立つシワから顔全体に広がる目に見えないほど細かいシワのすみずみにまで、シワ改善有効成分の「D-リンクルアミド(ナイアシンアミドのこと)」がまろやかに行きわたります。

また、角層を整えることにも注力されており、角層を柔軟にしてふっくら整える「バウンスオイル」や水分を抱え込んでボリュームアップする低分子ヒアルロン酸(保湿成分)などを組み合わせた「スプリングカクテル」なる処方を採用。使用することで、はね返すようなハリ感・弾力感を肌に与えて、ふっくらとしたシワのない状態を目指すとか。
実際に使ってみると、確かに顔全体に伸ばしやすく、かつ、塗布後は顔に膜が張られたような保護感を感じました。そこで、私は毎回塗った後、顔の輪郭に置いた手でシワを伸ばすイメージで少し斜め上に押し上げるようにしました。このひと手間もよかったのか、顔全体のシワが日に日に薄らいだように感じました。
2024.01.28(日)
文・写真=にらさわあきこ
撮影=釜谷洋史