洗練を極めた秋田を再発見しよう
◆リゾートしらかみ
風光明媚な絶景を巡る憧れのリゾート列車
![環境に優しいハイブリッドシステムの車両「橅」。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/e/1280wm/img_fe0b1d6b8fac4c8b11f09ce1ae9a9e64132662.jpg)
世界自然遺産・白神山地と日本海の絶景が眺められることなどから、一度は乗りたいローカル線として人気を集めるJR五能線。
青森県・川部駅と秋田県・東能代駅を結ぶ全長147.2キロメートルの長距離路線を優雅に旅するなら、「リゾートしらかみ」がおすすめだ。
![「橅」の車内。シンボルツリーのブナや、秋田杉、青森ヒバを使用した温もり溢れる空間。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/f/4/1280wm/img_f4d78dedcaaf177f709c4d1cf1fb6860138188.jpg)
車両は「橅(ブナ)」「青池」「くまげら」の3編成があり、それぞれの特色を楽しめるのも魅力の一つ。
![迫力に満ちた津軽三味線の響きが旅の気分を盛り上げる。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/c/9/1280wm/img_c9dcb561c3115ffb69268a007ea8f922101433.jpg)
車内では津軽三味線の生演奏をはじめ、停車駅から地元の人が乗り込み、五能線沿線の工芸品や特産品を紹介するなど、ご当地色溢れるおもてなしが旅の思い出を色濃くしてくれる。
景勝地や温泉で途中下車をしながら、青森と秋田の魅力を存分に堪能しよう。
◆LABO and CAFE YAMAMOTO
稀少な生酒が味わえる蔵元が営むカフェ
![“日本酒100ml×3種テイスティングセット(専用シリコングラス付き)”2,000円、“フード3種セット”1,200円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/c/1280wm/img_dcecf407e0bd9cca9554b8e5b3d7e0aa137777.jpg)
世界遺産・白神山地の西の玄関口、秋田県八峰町。飲食店が少ないエリアに忽然と姿を現したスタイリッシュな施設は、日本酒の新しい楽しみ方を提案する実験的なカフェだ。
![「ピエール・エルメ・パリ」の“マカロン3個詰め合わせ(化粧箱入り)”1,705円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/1/c/1280wm/img_1c9a94488928839c3cc7c2535adf63ee76248.jpg)
日本酒の醸造所とカフェを併設した店内では、タップから注がれるフレッシュな生酒のテイスティングをメインに、ピエール・エルメがここの酒粕を使って特別に作ったマカロンも味わえるなど、わざわざ足を運びたくなるエッセンスがちりばめられている。
![JR五能線の東八森駅から徒歩5分の場所にある。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/d/4/1280wm/img_d4e704b7df7bacdec1a6acbfae78f083101611.jpg)
建物を取り囲む水盤には、仕込み水にも使うという山から引いた水が注がれ、清らかさが漂う。カフェ限定販売の日本酒“セクスィー”と“ゴージャス”は、笑顔も届けられるナイスなお土産だ。
LABO and CAFE YAMAMOTO
所在地 秋田県山本郡八峰町八森字八森13-1
電話番号 070-1146-9430
営業時間 10時~16時(15時30分L.O.)
定休日 火・水曜
Instagram @labo_cafe_yamamoto
2024.01.21(日)
文=田辺千菊(Choki!)
写真=志水 隆、高田新太郎
CREA Traveller 2024 vol.1
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。