名店ひしめく京都で、この幸せを存分に享受しない手はありません。はずせない定番から、エッジの効いたニュースな一皿まで。偏愛せずにはいられないあの店・あの味を巡って見えてきたのは、自由で多彩、そしてどこまでも上質な京都の食の真髄でした。
今回は「偏愛グルメアドレス」ページより、地元で愛される夜ごはんの名店をご紹介します。
やさしい韓国料理に癒されたい
体にじんわり染み込む、やさしいおいしさに夢中。
現地の食堂のような空気感も楽しい一軒
◆【寺町高辻】하하하(ハハハ)
![血流を整え、生活習慣病の予防にも役立つといわれるスープ。トラントゥルケタン定食(ご飯と小皿3種類付き)1,500円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/3/e/1280wm/img_3e93dc08161ecaf3c4809c606c413bde240121.jpg)
「ピニョ食堂」をはじめ、京都市内でさまざまなスタイルの韓国料理店を展開してきた全敞一さんが手がける一軒。
「赤くて辛いだけじゃない、素朴でやさしい味わいの韓国料理も知ってほしくて」と、エゴマ粉をたっぷりと使ったとろみのあるスープ・トラントゥルケタンや、蒸し料理や野菜を使った惣菜など、現地に暮らす人たちが親しむローカルなおいしさを届けてくれる。
![ゆで鶏のヤンニョンのせ800円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/0/3/1280wm/img_03b9fde956c2cd7349904bc9426dc96175244.jpg)
![左:にごり酒のソーダ割り。どぶソーダ800円。右:ナムルとチャンアチ(韓国の漬物)おまかせ小皿5種盛り1,500円。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/e/2/1280wm/img_e2d9ddc52b405262041c43c5941fc47396630.jpg)
通し営業で定食が終日楽しめ、マッコリなどのお酒に合う韓式のアテも充実。
時間や目的に合わせて、いろんな使い方ができるのが旅行者にも嬉しい。
![古民家を改装。](https://crea.ismcdn.jp/mwimgs/4/2/1280wm/img_429e7ea8acf763569e249872d3b5a7a5111443.jpg)
하하하(ハハハ)
所在地 京都市下京区恵美須之町516-1
電話番号 075-204-2202
営業時間 11:30〜22:00
定休日 木曜・第3水曜
Instagram @hahaha.teramachi_takatsuji
※カード不可
2023.11.07(火)
文=下川あづ紗、泡☆盛子
写真=志水 隆
CREA 2023年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。