この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、しらいさん。

※本記事は、再公開したものです(初出:2022年11月7日)

» きのうのレシピ「うちの深川丼」


vol.116 半生明太子卵丼

半生明太子卵丼。
半生明太子卵丼。

 食欲のないときでもついうっかり食べてしまう、明太子卵とじ。半生状態の明太子と半熟卵の夢の競演です。

 明太子に塩分と旨みがあるので、味付けは基本的になしですが、お好みでナンプラーを少し入れたりしても。薬味は大葉以外にも小口ねぎ、三つ葉、香菜、かいわれ大根などでもOK! なんなら少しずつあまった薬味を全部入れてもいいです。それが自炊のいいところ。

■材料(1人分)

・卵:1個
・明太子:30g
・大葉:1枚
・ごはん:適量(今回はパックご飯)

・ごま油:小さじ2

■作り方

(1) 明太子は一口大に切り分ける。大葉は千切りにする。ボウルに卵を割り入れ、明太子、大葉を入れてひと混ぜする。

(2) フライパンにごま油を入れて強めの中火で熱し、(1)を流しいれ、ゴムベラなどで大きく混ぜる。お好みの焼き加減でごはんにのっける。

 今日はごはんが炊き上がるのを待てなかったのでパックご飯を使用しました。パックごはん、驚きの進化を遂げていて、ものすごくおいしいんです。

 品種別、玄米、雑穀米、炊き込みごはんやらおこわやら、サイズも200グラムの大盛から少量パックまであったり。すごい選択肢。この全農のパックごはん、すごくおいしいですよ。

農協ごはん 1パック 180g 205円。
農協ごはん 1パック 180g 205円。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2023.11.07(火)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔