この記事の連載
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のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、しらいさん。
※本記事は、再公開したものです(初出:2022年8月9日)
vol.26 豚肉とグリンピースの卵とじ丼
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卵とじの味つけはめんつゆを使うことが多いのですが、今日は煎り酒を使いました。
煎り酒というのは日本酒に鰹節、昆布、梅干しなどを入れて煮詰めた、日本古来の調味料。旨みと酸味が絶妙で料理の味をぐっとひきあげてくれます。
お刺身と和えたり、煮物に加えたり。ほんのり感じる梅干しの酸味が、特にこの暑い時期にはすごく良くて。
最近、煎り酒は色々なところで見かけますが、今日は、浅草・梅と星の「よしなに、」。
その名のとおり、「よしなに」してくれる万能調味料です。
■材料(1人分)
・卵:1個
・グリンピース(茹で):50g
・豚薄切り肉:80g
・煎り酒:大さじ1
・こめ油:小さじ2
・ごはん:適量
■作り方
(1) 卵は溶いて煎り酒を混ぜておく。
(2) 鍋に油をひいて熱し、豚肉を炒める。グリンピースを加えて、卵液を流し入れる。大きくまぜて、ごはんにのせる。
生のグリンピースを初めて茹でて食べたとき、私のグリンピースのイメージが一変しました。グリンピースは塩水で茹でてそのまま保存すると、皺が寄らずおいしく食べられます。

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Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
2023.08.09(水)
文・撮影= しらいのりこ
イラスト=二村大輔