最先端でありながら、開放的。自由な雰囲気の美術館
新しい時代の美術館を象徴するのがエントランスです。4つの方向に入口があり、出入りは自由。フラッと立ち寄ってお茶だけすることもできますし、建物の中を抜け道代わりにして隣接する公園に行くこともできます。
夏場はジョギングの休憩地点として中で涼んでいる近所の人たちもいるほど。展示室に入る時はチケットカウンターでチケットを購入すればOKです。
地元民が気軽に集う憩いの場
最先端のアートカルチャーに触れられる施設でありながら、その雰囲気は開放的。外に面した大きな階段では、ランチを食べたり、ヨガをしたり。公園のように自由で、開かれている、地元の人たちには憩いの場として愛されている美術館なのです。
またワークショップを行うなど教育の普及のためのスペース、ラーニングハブがウォーターフロントに面した建物内でも最も眺めの良い場所に設置されているのも特徴的です。
展示以外も盛りだくさん! 1日では回りきれない規模感
延床面積は6万5000平方メートル。館内には33もの展示室があるほか、劇場やミュージアムショップ、図書館、レストラン、カフェ、屋上庭園などを備え、1日あっても回りきれない充実ぶり。あらかじめ観たいところを絞っておくのが良さそうです。
2023.10.09(月)
文・撮影=石川博也