2023年9月5日に日本3rdシングル「結-YOU」をリリースし、オリコンデイリーシングルランキングで1位を記録するなど、大きな旋風を巻き起こす7人組グローバルグループENHYPEN(エンハイプン)。リリースを記念し、六本木ヒルズアリーナで9月7日に開かれた発売記念ショーケースの様子をレポートする。


カムバックを祝うかのような嵐の前の静けさ

 予測では台風13号が直撃するはずだった9月7日。しかし、まるでENHYPENのカムバックを祝うかのように、暑さも和らぎ、嵐の前の静けさを保った六本木には、約1250人ものENGENE(エンジン:ファンダムの愛称)が集結した。

 Mnetの超大型プロジェクト『I-LAND』から誕生し、2020年11月にデビューしたENHYPENは、2021年7月に日本デビュー後、瞬く間に人気を集め、デビューからわずか1年半で京セラドーム公演を達成。さらに2023年9月13日・14日には初の東京ドーム公演も控え、K-POPボーイグループとしては史上最短記録となる「デビューから2年10カ月の東京ドーム公演」を実現する予定だ。

 そんな、まさに今K-POPの新たな歴史を刻み、グローバル人気を拡大している彼らが、日本で11カ月ぶりにリリースしたのが3rdシングル『結-YOU-』。発売を記念して、六本木ヒルズアリーナでは、ファンを招待したショーケースが開かれた。

 18時半過ぎ、K-POPファンにはおなじみの古家正亨さんがステージに登場。古家さんが「大きな声援でお招きください」という掛け声で彼らを呼び込むと、「Bite Me [Japanese  ver.]」のMVと同じ、王子様然とした黒いジャケットにダメージデニムを合わせた7人が音楽に合わせて体を揺らしながら、楽しげに登場した。

2023.09.08(金)
文=CREA編集部
写真=平松市聖