ハリウッドで活躍する監督、俳優、歌手……スターたちが影響を受けた映画とは? 他では聞けない、ベスト3(人によってはベスト1、ベスト2もあり)を紹介します。心に沁みるコメントも一挙掲載!

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ロビン・ライト(Robin Wright)

 1966年テキサス生まれ。『フォレスト・ガンプ/一期一会』('94)で一躍注目を浴び、ゴールデングローブ賞助演女優賞などにノミネートされた。最新作、ネット発のテレビドラマ「Houseof Cards」('13)はエミー賞受賞。

1位『スカーフェイス』('83米)

「パワフルな映画で、演技力の高さがじっくり味わえる」

 キューバからアメリカにやってきた移民の青年が、コカインの密売でのしあがり、自滅していく様子を描いたピカレスクロマン。

監督:ブライアン・デ・パルマ/出演:アル・パチーノ

2位『フィツカラルド』('82西独)

「ドイツ人らしいエネルギーと根性が凝縮された映画」

 19世紀末の南米ペルーでオペラハウス建設を夢見る男が、資金繰りのためにゴム資源のある未開のアマゾン河をゆく。

監督:ヴェルナー・ヘルツォーク/出演:クラウス・キンスキー

3位『アギーレ/神の怒り』('72西独)

「ヴェルナー・ヘルツォーク監督の作品は全て大好き。これは、クレイジーなクラウス・キンスキーの激演の総合効果が凄まじい」

 1560年、スペインからの探検隊がアンデスの山を越えて、伝説の黄金郷エル・ドラドを発見しようとしていた。

監督:ヴェルナー・ヘルツォーク/出演:クラウス・キンスキー

2014.01.07(火)
成田陽子=取材・文
アフロ=写真提供

CREA 2014年1・2月合併号
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この記事の掲載号

運命の映画 最愛のドラマ

CREA 2014年1・2月合併号

運命の映画 最愛のドラマ

定価 670円(税込)