ハリウッドで活躍する監督、俳優、歌手……スターたちが影響を受けた映画とは? 他では聞けない、ベスト3(人によってはベスト1、ベスト2の場合もあり)を紹介します。心に沁みるコメントも一挙掲載!
モーガン・フリーマン(Morgan Freeman)
1937年テネシー生まれ。『ミリオンダラー・ベイビー』('04)でアカデミー助演男優賞受賞。主な作品は『許されざる者』('92)、『ショーシャンクの空に』('94)、『セブン』(' 95)など。最新作は『Last Vegas』('13)。
1位『白鯨』('56米)
「男と自然の一騎打ちというのは、いつも胸に迫る」
1841年、老朽した捕鯨船の船長はかつて“白鯨”と呼ばれる巨大クジラに片足を喰いちぎられており、その復讐に燃えていた。
監督:ジョン・ヒューストン/出演:グレゴリー・ペック
2位『真昼の決闘』('52米)
「西部男の決闘、ゲイリー・クーパーのセリフ、言うことなしだろう」
結婚式を挙げたばかりの保安官の元に、かつて逮捕した無法者の帰還の知らせが入る。思案の末、彼らとの対決を決意するが。
監督:フレッド・ジンネマン/出演:ゲイリー・クーパー
3位『アフリカの女王』('51米・英)
「ジョン・ヒューストン監督、ボガートとキャサリン・ヘプバーン、アフリカという舞台。最高の環境で、ドラマ性も強く、キャラクターが強く浮き出ている」
第一次大戦下の東アフリカ。蒸気船の行く手には激流や大瀑布、ドイツの戦艦が待ち受けていた。
監督:ジョン・ヒューストン/出演:ハンフリー・ボガート、キャサリン・ヘプバーン
2014.01.05(日)
成田陽子=取材・文
アフロ=写真提供