取手市のPR大使を務め、町がどんどん好きに

ーー取手市に移って3年になりますが、住環境には満足ですか?

さくら ずっとマンション暮らしだったので、ここに移ってからはじめてご近所付き合いというものを体験して。お菓子を持ってご挨拶にうかがったら、お返しに育てているキンカンやタケノコをいただいたんです。それがきっかけで、キンカンの甘露煮とか作るようになったり、ぬかでタケノコのアク抜きをするなんてことを知ったりして。そういったことをご近所さんに教わりながら、交流させてもらっているんですよ。

 それと取手市のPR大使も務めさせてもらっていて、先日もイベントに参加させてもらって。そこでまた、地元の方々と知り合う機会が増えてきて。この町がどんどん好きになっています。

ーー今後、大学院進学の可能性はあるのでしょうか。神田の日大に通いやすい環境に住んでいるのならば、ありえるのかなと。

さくら 昨年、林真理子さんが日大の理事長になられたのでご挨拶にうかがったんです。そのときに林さんから「もう一度、大学院を目指してみたら?」とアドバイスをいただいて。今後の選択肢のひとつにはなっていますね。

撮影=三宅史郎/文藝春秋

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2023.06.06(火)
文=平田裕介