Barbara Eigen バーバラ・アイガン
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ぽってりとした厚みと、シンプルで使いやすいフォルム。マンハッタンの工房で作られるバーバラ・アイガンの器は、世界中に多くのファンを持つ。
「手触りが柔らかく、“土”を感じる風合いが素晴らしい。白も、クリーム色のニュアンスがあって、使い手の気持ちをほぐしてくれる。和食器とも合わせやすいし、誰でも使いやすい器だと思います」
20年ほど前に購入した小さいボウル数個は、今では娘さん夫婦宅の定番品として活躍しているそう。
写真のピッチャーも高さ25㎝ と大ぶりながらスリムで、圧迫感のないデザイン。手になじみ、用途を問わないタンブラーとともに、長く愛用できそうだ。
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2011.08.26(金)
selection:Yoko Hiramatsu
text:Namiko Uno
photographs:Toru Kometani
styling:Yuko Oshima
CREA 2011年5月号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。