【2023年5月】悟明老師が占う開運行動

 5月の日本の運勢は上々です。物事が思い通りに運びやすい時期ゆえ、挑戦したいことがある人は、思い切って最初の一歩を踏み出して吉。失敗を恐れ、これまで二の足を踏んでばかりだった人は、運気の後押しがある今こそ、奮起の好機。行動あるのみです。

 そんなひと月の開運をサポートしてくれるアイテムは、以下の3つです。

 1つ目は、一対の「豼貅(ひきゅう)」。

 古代中国の伝説の動物である豼貅は、金銀財宝を食べ、体内に蓄えるといわれ、中華圏では厄よけや招財の神獣として知られています。雄がお金を呼び込み、雌がそのお金を守るほか、夫婦仲や人間関係を良好にする助けになるとも。

 風水では、雌雄一対の豼貅の置物を用いるのが基本です。オフィスやリビングなど、置き場所は問いませんが、必ず顔が外を向くよう飾ってください。

 2つ目は「ひょうたん」。

 中国語では「葫蘆(フールウ)」といい、「葫」の音が「福」に近いことから、縁起物として親しまれています。

 災いをはねのけ、幸運をもたらすほか、財を貯めこむ金庫の役割をするとも言われるひょうたんを身近に置いて、たくさんの幸を取りこんでください。できれば、天然素材の小さめのものを用意して身に着けましょう。バッグのチャームとして活用してもOKです。

 3つ目は、招き猫。

 台湾でも招き猫は縁起物として親しまれていて、日本と同様、飲食店や事業所、宝くじ売り場などに置かれています。右手を上げているものは招財、左手は人脈づくりに良いなど諸説ありますが、気に入ったものであれば、色や形は問いません。

 何らかの経営をしている人は事業所やお店の入口に、お客様と対面するように飾ります。オフィスワークなら、自分のデスクに、外側を向くように置きましょう。家の中であれば、寝室以外の場所に飾ることで、財運を招き入れましょう。

 吉方位は北と東。寺社にお参りする際は、この方角へ。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
※鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)

Column

台湾発! 悟明老師が世界を占う

台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。

2023.04.30(日)
文=堀 由美子