◆熊本県
湯の児チェリーライン
湯の児チェリーラインは、熊本県で人気の花見スポット。3月下旬から4月上旬にかけて、湯の児海岸道路沿いに咲くソメイヨシノなど約500本の桜を観賞できる。
「不知火海(しらぬいかい)沿いに、桜並木が5キロメートルほど続くドライブロードです。
『日本さくら名所100選』にも選ばれた『水俣市チェリーライン』の一角にあり、桜のピンク色と、空と不知火海の青色のコントラストに目を奪われます。
近隣の大崎鼻公園や和田岬公園でも、ゆっくりとお花見が楽しめますよ」(熊本県公式観光サイト「もっと、もーっと!くまもっと。」担当スタッフ)
湯の児チェリーライン(ゆのこチェリーライン)
所在地 熊本県水俣市浜
https://kumamoto.guide/spots/detail/10235
◆大分県
一心寺
山奥の谷底に建つ一心寺は、西日本最大級の八重桜(ぼたん桜)の名所。約2万坪の敷地に15種類以上の八重桜が植えられており、4月頃には谷いっぱいに咲き誇る。
この八重桜を上から見下す景色は「桜の雲海」、谷底から吹き上がる風で舞う花びらは「桜の竜巻」、散った花びらで足下が濃桃色に染まる様子は「桜のじゅうたん」といわれ、毎年多くの人が観賞のために訪れる。
「境内に約800本ある八重桜は、西日本随一の数を誇ります。
高台から八重桜の雲海を見下ろすと、まるで谷底に広がる桃源郷のようです」(公益社団法人ツーリズムおおいた 福元さん)
※拝観料 中学生以上1,000円 小学生300円
一心寺(いっしんじ)
所在地 大分県大分市廻栖野1305
https://issinnji.jp/
◆宮崎県
ネモフィラ群生地
日向市の国道10号沿いにある「金ヶ浜園地」は、「金ヶ浜ビュー園地」の愛称で知られるビューポイント。ここからは金ヶ浜の白い砂浜や日向灘の青い海と一緒に、四季折々の美しい花を眺められる。
「宮崎を代表するサーフスポット『金ヶ浜』に隣接する『金ヶ浜ビュー園地』では、4月中旬頃にネモフィラの群生が楽しめます。
淡いブルーのネモフィラに、こぼれ種で育った赤やピンクのコスモスが混ざると、春と秋を同時に感じることができる、とてもお得な光景に出会えます! 日向灘の借景とともにお楽しみください」(宮崎県観光協会担当者)
ネモフィラ群生地(ネモフィラぐんせいち)
所在地 宮崎県日向市幸脇 ニュータウン下
https://www.instagram.com/kanegahama_view_park/
2023.04.03(月)
文=CREA編集部