この記事の連載

 のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

 きょうの当番は、白央さん。

» きのうのレシピ「ブリねぎのピリ辛照り焼き丼」


vol.167 エビチリトマトのっけごはん

エビチリトマトのっけごはん。
エビチリトマトのっけごはん。

 この連載、お互いが何を作るか事前に一切すり合わせしてないんですが、偶然にもブリが続きましたね。のりこさん、ブリ好きだったのか。ブリの照り焼きに豆板醤あわせるというの、さすがだなあ。やってみよ。

 さて本日は、むきエビとトマトで作る、手軽なチリソース風。辛みはラー油で仕上げにつけます。今回は長ねぎをみじん切りにするところが手間ですが、ここだけどうかがんばってください。ねぎ無しだとどうにも味わいがさびしいのですよ。

■材料(1人分)

・むきエビ:100g
・トマト:150g程度
・長ねぎ:30g
・にんにく:2g
・ごはん:適量

・ケチャップ:大さじ1
・醤油:小さじ1
・油:大さじ1
・ラー油:適量
・片栗粉:小さじ1/2
・酒:少々

■作り方

(1) トマトは8等分のくし切りに、長ねぎ、にんにくはみじん切りにする。エビは酒で洗って、水分を切ってから片栗粉をまぶす。

(2) フライパンに油をひいて中火にかけ、にんにくを入れて香りが立ったらトマトを加える。トマトの切った面がフライパンに接するようにして2分おく。

(3) エビ、長ねぎ、ケチャップ、醤油を加えて2分ほど炒め、軽く水分を飛ばす。

(4) 器にごはんを盛り、(3)をのっけて、ラー油をたらす。

 炒めている間にトマトの皮がはがれてくるので、適宜取り除くと後で食べやすくなります。辛いのが苦手でラー油は入れたくない、という方は仕上げに塩少々をふってくださいね。

おいしいもののっけ隊(隊員2名)

白央篤司(はくおう あつし)

「暮らしと食」がテーマのフードライター。日本各地のローカルフードに詳しい。著書に『自炊力』(光文社新書)など。オレンジページやメトロミニッツなどでコラム連載中。
https://www.instagram.com/hakuo416/


しらいのりこ

お米料理研究家。米農家出身の夫、シライジュンイチと共にごはん好きの炊飯系フードユニット「ごはん同盟」として、美味しいご飯の炊き方やお米の料理、ごはんに合うおかずなどのレシピ考案を行う。
https://linktr.ee/shirainoriko

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Column

のっけて、食べる

のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。

2022.12.28(水)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔