この記事の連載
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のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、しらいさん。
vol.170 鶏南蛮そば
本日は大晦日。大晦日といえば年越しそば。鴨南蛮もいいけれど、少し気軽に「鶏」南蛮そばにしました。
ちなみに私の実家のある新潟県では「年取り」といって大晦日にごちそうを頂きます。東京に引っ越してきたとき、大晦日は年越しそばだけだよと聞いたとき、衝撃をうけました。年末年始の行事の違いを聞くのはこの時期の楽しみのひとつです。
■材料(2人分)
・鶏もも肉:1枚
・長ねぎ:2本
・しいたけ:2~4枚
・出汁:3カップ
・醤油:大さじ1と1/2
・みりん:大さじ2
・ゆずの皮(あれば):適量
・蕎麦:好きなだけ
■作り方
(1) 鶏もも肉は余分な脂を取り除く。長ねぎは3センチの長さに切る。しいたけは軸を落とす。
(2) フライパンに鶏肉の皮目を下にして、中火で焼く。2分ほどして皮目がパリッとしたらひっくり返し、長ねぎを入れ、転がしながら焼いて取り出す。
(3) 蕎麦は袋の表示通りに茹でる。
(4) 鍋に出汁を入れ、沸騰したら醤油、みりんを加え、ひと煮立ちしたら(2)を加え、3~4分煮る。鶏肉を取り出し、切り分け、そばにのせる。お好みで柚子を散らす。
蕎麦の出汁は市販品のめんつゆを使ってもOKです。この間の鯨バーグもですが、白央さん、ほんと面白いもの見つけてきますよね~。来年は私もアンテナを張り巡らせて、白央さんをアッと言わせたいです。
Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
2022.12.31(土)
文・撮影=しらいのりこ
イラスト=二村大輔