この記事の連載
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のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
きょうの当番は、白央さん。
vol.153 鶏ひき肉の親子丼
鶏ひき肉、うちの近所のスーパーでよく半額になってるんです。ひょっとして使う人、少ない? とてもいい出汁が出て、旨みもたっぷりなのに、ああもったいない。親子丼にしてもおいしいんですよ。お試しあれ。
■材料(1人分)
・鶏ひき肉(もも):100g
・卵:1個
・サラダ油:小さじ1/2
・海苔:適量
・ごはん:1膳分
A
・酒:大さじ1
・みりん:大さじ1と1/2
・醤油:大さじ1
■作り方
(1) フライパンに油をひいて中火にかけ、鶏ひき肉を入れて、ざっくりとほぐしつつ炒める。
(2) 全体が白っぽくなったら、Aを加えてひと煮立ちさせ、溶いた卵を加えて、好みの加減にかためる。
(3) 器にごはんを盛り、海苔を適当な大きさにちぎってのせ、(2)をのっける。
海苔、卵とじの上にのっけるのでいいんですが、全然見えなくなるので、今回は下に敷きました(笑)。三つ葉を刻んで散らしてもおいしい。鶏ひき肉はむね肉でさっぱりやるのもいいですよ。
最初からAの調味液とひき肉を混ぜて煮るやり方でもできます。炒めるときにほぐす手間がかからないので、ちょっとラクかも? 私は今回、肉のかたまりがごろごろっとある感じで食べたかったので、最初に焼きました。
Column
のっけて、食べる
のっけることで生まれる、新たなおいしさ。フードライターの白央篤司さん、ごはん同盟のしらいのりこさんが「のっけて、食べる」楽しさを、毎日交互にレシピ付きで綴っていきます。
2022.12.14(水)
文・撮影=白央篤司
イラスト=二村大輔