真下を見ると “ガクブル……”。鋸山名物・地獄のぞき

鋸山の展望台で記念撮影するなら、ここもおすすめ。
鋸山の展望台で記念撮影するなら、ここもおすすめ。

 ロープウェーの山頂駅で降りてお気楽に「ヤッホー」などと言ってましたが、鋸山名物「地獄のぞき」へと続く道は、日頃まったく運動をしていない人には、ちょっぴり(!?)ハード。

 坂道と階段が続くこと約15分、そこに現れるのは……。

「わぁ、真下を見るとすごいですね……」(河合さん)。「昔、石切り場だったことが、ここに立つとよく分かります」(水村さん)。地獄のぞきのある「日本寺エリア」は拝観料1名700円。
「わぁ、真下を見るとすごいですね……」(河合さん)。「昔、石切り場だったことが、ここに立つとよく分かります」(水村さん)。地獄のぞきのある「日本寺エリア」は拝観料1名700円。

 切り立った岩の先端に展望スペースが。高所恐怖症の人は間違いなく “ガクブル” ……。でも、この圧巻の風景、絶対行く価値あり!

 なお、創建約1300年の歴史を誇る「日本寺エリア」には、そのほかにも日本一の巨大石仏、観音洞窟、ラピュタの壁など見どころ豊富。まさに旅の目的になるパワースポットです。

左:山頂の売店にて、ジェラートでひと休み。
右:人気No.1は、真っ黒な「地獄アイス」450円。
左:山頂の売店にて、ジェラートでひと休み。
右:人気No.1は、真っ黒な「地獄アイス」450円。

 本格派も、お気軽派もしっかりアウトドアを楽しめる鋸山は、この秋の行楽シーズンにおすすめです。

帰りのロープウェーの窓から。海の向こうに富士山が見えます。「鋸山は、浮世絵にも描かれた富士山の名所でもあるのですね」(河合さん)
帰りのロープウェーの窓から。海の向こうに富士山が見えます。「鋸山は、浮世絵にも描かれた富士山の名所でもあるのですね」(河合さん)

 さて、お気軽アウトドアを満喫した後は、BAYSIDE KANAYAにチェックイン。

チェックインは15:00から。コテージの近くにクルマを停めることができ、チェックインもクルマに乗ったまま可能。南房総のドライブ旅にもおすすめです。
チェックインは15:00から。コテージの近くにクルマを停めることができ、チェックインもクルマに乗ったまま可能。南房総のドライブ旅にもおすすめです。

 海辺に24の客室が並ぶBAYSIDE KANAYA。これまでのグランピングと違うのが “グランコテージ”と謳っているところ。それぞれ独立型のコテージスタイルで、客室タイプにより、最大4名まで泊まることができます。

「ルームキーも可愛いですね」(水村さん)
「ルームキーも可愛いですね」(水村さん)

 しかも、すべてのお部屋にゆったりとしたセミダブルサイズのベッドが配されていて、リビング、ダイニング、さらにプライベートバルコニー付き。ゆとりある贅沢な空間で、海辺にちょっと素敵な別荘をもった気分。

ベッドのマットレスはシモンズ社製で、寝心地最高。
ベッドのマットレスはシモンズ社製で、寝心地最高。

 アメニティもこだわりの詰まったブランドのものを採用。

バスアメニティは、アメリカ生まれの「ARCHIVE」。シャンプーとコンディショナーは、グリーンティーのほのかな香り。
バスアメニティは、アメリカ生まれの「ARCHIVE」。シャンプーとコンディショナーは、グリーンティーのほのかな香り。

「バスタブもゆったりしていて、レインシャワーが付いているのもうれしいですね」(水村さん)

「ESTHE ROYER」のスキンケアセットも全客室に。
「ESTHE ROYER」のスキンケアセットも全客室に。
「ACTUS」の白い器など、食器類もシンプルで上質なものを揃えています。
「ACTUS」の白い器など、食器類もシンプルで上質なものを揃えています。

「お部屋の窓を開くと、ずっと波の音が聞こえていて……。とても癒やされます」(河合さん)

波音が近くに聞こえるプライベートバルコニーには、ハンモックも。
波音が近くに聞こえるプライベートバルコニーには、ハンモックも。

 そして、BAYSIDE KANAYAのもうひとつの特色が、ワンちゃんと一緒に滞在を楽しめるところ。客室は、EAST棟とWEST棟に分かれ、ドッグランがすぐ目の前のEAST棟に「ペットフレンドリールーム」があります。

「いま、2匹のワンちゃんと暮らしているので、最近はペットOKのところが増えていてうれしいですね」(水村さん)
「いま、2匹のワンちゃんと暮らしているので、最近はペットOKのところが増えていてうれしいですね」(水村さん)

 チェックインを済ませたら、お部屋でのんびりするもよし。焚火ラウンジのベンチで海風にあたるもよし。

 なお、焚火ラウンジでは、ソフトドリンクやアルコールをフリーフローで用意。焚火を眺めながら、まったりとチルアウトできます。

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焚火ラウンジでドリンクを片手にくつろぐ河合さんと水村さん。
焚火ラウンジでドリンクを片手にくつろぐ河合さんと水村さん。

2022.10.06(木)
文=矢野詔次郎
写真=鈴木七絵