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ハイライトで「ペタンコ」解消!

 では、行程を振り返りましょう。

 まずは、ブリーチから。

 髪を傷める最大の要因は、ブリーチの量と深さ、つまりどれだけ色を抜くかでしょうか。

 私は、派手ヘアにしたいわけでも、最先端のおしゃれヘアにしたいわけでもないので、ナチュラルに透明感がアップするレベルでお願いしました。

 今回は、頭髪全体の1割程度、細かい筋状にブリーチしていただけた模様。

 カキモトアームズさんは、実はハイライトメニューが人気のサロンなのですが、体験して理由がわかりました。

 ハイライトを「とても細かく丁寧に」入れてくれるのです。

 それまでの私のイメージは、「ハイライト=スジが見える=やりたくない」だったのですが、今回の体験で、ナチュラルに透明感を作るバリエーションがあると知りました。

 ちなみに、ハイライト初心者の方には、内側だけに入れたり、顔周りだけに少し入れたりする手法もオススメだそう。

 ハイライト後は、カラーです。

 今回は、全体カラーをウォームブラウンにして、透明感が出るように仕上げていただきました。

 アイロンで巻くと、より厚みというか、深みが出るようでした。

 私は普段、髪を巻くことはないのですが、巻くとハイライトが際立つし、ストレートのままでも、ハイライトのおかげで奥行きが出る気がしました。

 というのも、私の髪質は本当にまっすぐな上、長さも結構なロングなので、ぺたんとしがちなのですね。でも、ハイライトが入ると単調さが減り、何もしなくてもカッコよくオシャレに見えるように感じました。

 ……とまぁ、サロンでは素敵に仕上げていただいたわけですが、問題はこの素敵さ(主に髪質)をキープできるかということでしょう。

2022.09.25(日)
文・撮影=にらさわあきこ
写真提供=カキモトアームズ