また、ミツバチの生態を尊重して作られているのも特徴の一つ。ハチミツはミツバチが好む花によって、味や色、香り、食感が異なるため、季節によって商品も変わります。例えば「初夏」なら、リンゴやラズベリーなど果物の花から採取されたハチミツ。「晩夏」なら、クローバーやリンデン、ヘザーの花から採取されたハチミツ、といった具合に。そうした変化も楽しみながら、味わってほしい商品です。

――ありがとうございます。それでは、最後にこれから人気が出そうなスウェーデン料理について教えてください。

 ザリガニはどうでしょうか。スウェーデンでは、ザリガニ漁が解禁される夏の期間に、ディルと塩で茹でて、アウトドアで食べます。スウェーデンのザリガニは臭みがなく、ロブスターのような食べ物ですね。

 また、日本でお米といえば主食ですが、スウェーデンではクリスマス時期にデザートとしてミルク粥に使用します。

 クリスマスが基本ですが、季節外でもスーパーなどで買えるくらい日常的な商品ですね。言われないとお米と分からないくらい、おいしいです。オススメですよ。

INFORMATION

 8月21日にシュールストレミング缶の開封・実食を行うイベント「世界一臭い!?を食べて、地球の未来を考えよう」が東中野区民活動センターで開催予定。開催時間は10時30分~14時で参加無料。お気に入りの服での来場は控えてほしいとのこと。参加は自己責任で。

2022.08.27(土)
文=早川大輝