こんにちは、CREAアンバサダーの佐藤由樹です。これからいよいよ秋の行楽シーズンが到来。自然のなかで楽しむアウトドア・アクティビティのベストシーズンがやってきます。
近年、自然を満喫できるレジャーがさらに充実してきていますが、「今年は新しいことに挑戦したい!」「好奇心を満たすようなわくわくする体験がしたい!」。 そんな人におすすめのアクティビティが熱気球。
ジャパンバルーンサービスが実施する熱気球観光フライトでは、栃木県の渡良瀬遊水地で日本最大級の大型気球に乗船。高度約1,000メートルの空の旅を楽しめます。
ほかのアクティビティとはひと味違った感動を味わえる熱気球。今回、私も体験してきたので、その様子をレポートします!
日本初の熱気球観光フライトを体験

熱気球はアメリカやヨーロッパ、オーストラリアなど、世界各国で親しまれている人気の観光アクティビティ。
日本でも各地で熱気球体験などが行われていますが、本格的な観光フライトを日本熱気球事業協会の認可を受けて実施しているのは、ジャパンバルーンサービス1社のみ。経験とトレーニングを積んだ事業免許を有するパイロットによる、安心・安全な熱気球フライトを楽しめます。

この熱気球観光フライトが体験できるのは、栃木県南端に位置する渡良瀬遊水地。面積3,300ヘクタールにもおよぶ国内最大級の遊水地で、その7割以上がヨシ原で覆われた自然豊富なエリアです。
広大な空間を利用して各種レジャーやスポーツが行われ、スカイダイビングなどのアクティビティも楽しめる日本有数のスポットです。

また、渡良瀬遊水地は日本で唯一、年間を通して熱気球が飛ぶことができる場所で、四季折々の自然を満喫しながらフライトができます。夏はヨシ原が鮮やかな緑色に染まり、眼下に広がる美しい緑のじゅうたんを一望できます。
フライトの準備をスタート

風の力を利用して飛行する熱気球にとって、最も重要なのは風の状態。日の出から1~2時間の間がもっとも風が穏やかでフライトに最適なのだそう。
そのため、日の出の約1時間前に集合し、説明や注意事項を聞きながら熱気球を立ち上げ、フライトの準備をしていきます。

まずは車から機材を降ろし、熱気球の風船部である球皮とバスケット、バーナーをつなげます。
そして、大型扇風機で球皮に空気を送り込み、膨らんできたらバーナーの炎で球皮の中の空気を加熱し、気球を立ち上がらせていきます。

今回乗った熱気球は、世界中の愛好家から支持を受ける、キャメロンバルーン社のもの。日本最大級の熱気球で、どんどん膨らんで巨大化していくにつれて、こちらのわくわく感もどんどん膨らんでいきます。
2022.08.29(月)
文=佐藤由樹