次男のK-1出場に、初めは反対したけれど

――以前、息子さんと一緒にテレビ出演されている姿を拝見して、息子さんへの愛情が強いがゆえに、恋愛についてはどちらかというと複雑な心境なのかと思っていました。

渡辺:今も愛は強いですよ。愛が醒めたわけじゃないです(笑)。でも、心の準備は出来ています! 息子が高校生のときも、「ここで彼女が働いてるよ」と聞けば、そのレストランにママ友と行って、ご飯も食べたこともありました。彼女が働いてるショップでお洋服を買ったりしたことも。たぶん、私が心配性だから、テレビではそういう風に映っていたのだと思います。

――次男の名月さんは、格闘技の試合にも出られていましたね。

渡辺さん:はい。K-1アマチュアの試合に出場していました。K-1の試合に出場すると言われた時、初めは反対していましたが、本人の強い意志があったので、今は応援しています。母親としては、大事に育てた息子が傷だらけになるのは見ていられないですね。「今まで怪我しないように育ててきたのに(笑)!」って思っちゃうのも正直なところです。

――ところで、渡辺さんは今年で芸能活動が37年です。ここまで長く活躍される秘訣はあるのでしょうか?

渡辺:なんだろう…。自分が好きなことをやってきたら、今に繋がってる感じかな。

 興味があることはやってみよう。色々なことにチャレンジしてみようっていう気持ちは常にありますね。ブログも、比較的周りより早い時期にスタートしたのが良かったのかも。Instagramが始まったときもすぐにチャレンジしたんですよー。

――流行の感度が高いのですね。

渡辺:アンテナは常に張っています。ネイルサロンやインテリアセレクトショップも、面白そう!と思って始めました。インテリアショップは、私が好きな家具を選んで売っているんです。仕事も強制的ではなく、自分が好きなことだから続けられているんでしょうね。

 

2022.07.28(木)
文=松永 怜