サングラス選びの新常識① 薄色レンズカラー

 サングラス=目元が隠れるような黒いレンズを想像してはいませんか? ここ数年は、サングラスレンズは目元が透ける薄いカラーがトレンドに。表情が隠れないためナチュラルな見た目で、マスクとの相性も良好です。

 また、カラーも定番のグレーをはじめ、ブルーやグリーン、ピンクなどバリエーション豊富に展開。薄づきだから明るいカラーにもトライしやすく、メイク感覚で取り入れられます。

 薄いカラーレンズでは紫外線が防げないのでは? という心配は無用。じつはサングラスのカラー濃度と紫外線カット率は相関していません。

 紫外線カット機能のあるレンズならば、レンズのカラー濃度に関わらず紫外線対策が可能。そのカット率は見た目ではわからないので、購入時は品質表示タグを確認することを忘れずに。「紫外線カット率99%」、「紫外線透過率1.0%以下」、「UV400」などと記載があれば、安心して使えます。

サングラス選びの新常識② コンパクトサイズ

 サングラスの印象を左右するもう一つの要因が、サイズです。顔を覆うようなビッグシェイプだと、気取っているような印象を与えてしまうことも。ですが、現在のトレンドは眼鏡と同じぐらいのコンパクトサイズが主流。そのため眼鏡の延長線上のような感覚で掛けることができ、顔の印象が大きく変わることもありません。

 フレームのフチが華奢なメタルフレームや、肌の色を透かすクリアカラーのプラスチックフレームなら、より顔馴染みが良く普段の着こなしにも合わせやすいでしょう。

2022.07.23(土)
文=伊藤美玲