「現代では悪女として名高いが、最新の歴史学者の研究が進み、かなりの政治的采配を実践した、女性であるとの評価が大変高くなっている。頼朝もたじたじだったろうと推察される」(69・男性)

「女性として当時の男女平等に近い考え方が好きですが、やはり北条政子の統率力や豪胆さと優しさが大好きです。何よりも演じておられる小池栄子さんの素晴らしさで、人物像を更に魅力的にしておられますよね」(88・女性)

「コロコロ変わる表情が可愛くて好きです。悲しい時は思い切り悲しんだり、嬉しい時もとても嬉しそうな表情を思い切り出して、人間らしいなと。どんな人に対しても強く感情をぶつけられるのはいいなあと思って見ています」(54・女性)

「頼朝を好きになって、シナを作ったり、コントかと思うようなアプローチが面白すぎて、笑いが止まりませんでした。小池栄子は政子にピッタリ。これからも楽しみです」(55・女性)

2位 北条義時(小栗旬)

 本作主役の北条義時が2位にランクイン。まったく野心のなかった地方の侍が、頼朝をはじめとする周囲の無茶ぶりの振り回されつつも、徐々に鎌倉幕府を支える重要人物へと成り上がっていく過程に、「中間管理職的で共感できる」との声が多数。展開が進み、鎌倉幕府の第二代執権として成長していく中で、今後、小栗旬演じる義時が、どんな変貌ぶりを見せるのかも気になるところです。

「正直、今まで政子の弟という立場でしか見たことがなかったのですが、今回大河ドラマの主役としてこれまでとは一味違った切り口から義時という人物を見てみると、一見地味でありながら、実直でひたすら鎌倉幕府の為に清濁合わせ飲み、時には辛い汚れ役を自ら引き受けてコツコツと生きた1人の男として興味深く思います」(50・女性)

「今のところ大河史上1、2位を争う主人公としての存在感のなさで、逆にそれが気になってしまう」(51・女性)

「義時ってこんなに苦労人なのかって。頑張れと応援したくなるキャラクターです!」(32・女性)

2022.05.15(日)
文=「文春オンライン」特集班