つま先まで意識をして歩く。それが、人の自然な歩み
安藤さんは午後から、飯能でも大人気の「メッツァ」へ。「PEDALA RIDEWALK」のもうひとつのモデル「1212A208」のブラックと、華やかなワンピースドレスを合わせたコーディネートに様変わりするところは、さすがのファッション通。
「このシューズはいかにもスニーカーですっていうデザインではないので、パンツに合わせてもスカートに合わせても、カジュアルながら少しスタイルアップできるんですよね。だから、大人の女性でも履きやすいんじゃないかな。
少し厚めのソールとか、天然皮革の艶感とか、品性やエレガントさを感じる部分が随所にあって、素敵だと思います」
「メッツァ」は、北欧のライフスタイルを感じながらの心地よい時間を過ごせる「メッツァビレッジ」と、ムーミンの物語を主題とした「ムーミンバレーパーク」の2つのゾーンを備えたテーマパーク。安藤さんも、広い園内でのんびりお散歩気分を満喫。
「わぁ、本当にムーミン谷に迷い込んじゃったみたい! 娘を連れてきたら喜ぶだろうなぁ。おみやげに、ぬいぐるみを買っていってあげたいな」
春の雨が降り続くなか、笑顔を絶やすことなく、メッツァの湖や森を全身で楽しみながら歩く安藤さん。じつは、安藤さんが高知県に移住した理由のひとつも、高知の自然を自分の五感で体感することにあったそう。
「高知で人が抗うことのできないような大きな自然を前にして、それまでの自分の感覚がひっくり返り、『これを撮るレンズを、私は今持ってない』と衝撃を受けたんです。これを映像に収めさせてもらうには、とにかく自分が体験していくしかないと。それでこの5年ほど、土だったら土に触れ、岩だったら岩に触れ、水だったら水に触れ、実際に自然のすべてに触れて、自然から教えていただいてきました。
自分の中にその体験がちゃんと染み込んだときに、初めて自然の内側を覗かせていただけるような、今までにはないこのレンズを知ることができる。そう思い続けて、最近それがようやく自分の中に収まってきた感じなんです。数年間、すごく深い経験をさせてもらえて、今やっと、カメラを向けさせていただけるかな、と思っているところです」
「それにしても、この靴は本当に快適ですね! 今日はけっこうデコボコな道や石ころの道も歩きましたが、足への負担が少なかったです。
雨だったからこそ、いっそう『PEDALA RIDEWALK』の歩きやすさが感じられたかも。何より、足運びが軽くてスムーズだから、本当にどんどん前に進みたくなるし、歩く楽しさが湧いてくる。
歩くって素敵だなと思いながら、一歩一歩を味わっていたんですよ。踏み込むたびに全身を通して5本の指まで意識が行き渡る感じで、『あ、私、歩いてる、歩いてる』って。その感覚が飯能の自然と響き合っているような楽しさを感じて、それが人の自然な歩みなんだなと思いました。本当に良い靴に出会えたなと、実感しています」
PEDALA RIDEWALK
「長く歩く」をコンセプトに開発された「PEDALA RIDEWALK」。特徴的なカーブ形状のソールが、少ないエネルギーで自然な足運びをうながしてくれるから、長時間の歩行も快適です。全5種類のモデルから自分好みの一足を選んで。商品詳細はアシックスウォーキング公式サイトへ。
Instagramキャンペーン
「PEDALA RIDEWALK」発売を記念し、アシックスウォーキング公式Instagram(@asics_walking #ASICSWALKING)で新商品PEDALA RIDEWALK(ペダラ ライドウォーク)が合計5名にあたるプレゼントキャンペーンを実施中。
期間 2022年5月15日まで開催
<応募方法>
①アカウント(@asics_walking)をフォロー
②歩いてみて新しく発見したモノ(道や景色、お店など)を撮影! 指定のハッシュタグをつけて投稿で応募完了!
#ASICSWALKINGMATE #アシックスウォーキング
安藤桃子
映画監督。1982年、東京都生まれ。ロンドン大学芸術学部卒。高校からイギリスに留学、大学卒業後はニューヨークで映画作りを学び、助監督を経て2010年『カケラ』で監督・脚本デビュー。2011年、初の長編小説『0.5ミリ』(幻冬舎)を上梓。同作を自らの監督・脚本で映画化し、多数の賞を受賞。2014年、高知県へ移住。ミニシアター「キネマM」の代表を務めるほか、子どもたちが笑顔の未来を描く異業種チーム「わっしょい!」では、農・食・教育・芸術などの体験を通じ、全ての命に優しい活動にも愛を注いでいる。近著に『ぜんぶ 愛。』(集英社インターナショナル)がある。
2022.04.26(火)
文=張替裕子(giraffe)
写真=釜谷洋史
ヘアメイク=SUGANAKATA(GLEAM)
スタイリスト=高橋直子