自身が監督を務めた映画『0.5ミリ』のロケで訪れた高知県にすっかり惚れ込んでしまい、3秒で移住を決めたという安藤桃子さん。

 以来8年、自然豊かな土佐の地で、ミニシアターを開業したり、異業種チームを発足させて文化フェスをオーガナイズしたりと、映画制作や執筆活動以外にも幅広い活動を続けている。

 そんなアクティブな安藤さんが、今回はアシックスウォーキングの「PEDALA RIDEWALK(ペダラ ライドウォーク)」を履いて、埼玉県飯能へプチトリップ。話題のスポットを気ままに歩いて楽しんだ。


日常が運動? というほど、いつも歩きまくっています

「普段は運動も何にもしません。仕事と子育てで常にめちゃくちゃ歩きまくっているので、改めて運動するよりもメディテーションするほうを選びます(笑)」

 そう笑う安藤さん。最近も、1年かけて写真を撮影して本にするという企画を手がけているため、山や岩場などをかなりハードに歩いているそう。もちろん、景色や街並みを眺めながら気ままに歩く時間も大好きとあって、この日も、あいにくの雨にかかわらず、楽しげに飯能の街を歩き出した。

 まず向かったのは、「メディカルハーブガーデン 生活の木 薬香草園」。ハーブとアロマテラピーを扱うライフスタイルカンパニー「生活の木」が運営するハーブガーデンで、約6,500平方メートルという広大な敷地のなか、四季を通じて多種多彩なハーブや草木を楽しむことができる。

 「お庭にも温室にも、たくさんのハーブが揃っていますね。じつは五感の中で、嗅覚をすごく大切にしていて。こうやってハーブの香りに囲まれると、愛おしくてしょうがなくなる(笑)。すごく、ほっとします。

 土いじりや植物を育てるのも大好き。高知でもベランダでいろんな鉢植えを育てていたんですが、仕事で家を空けることも多く、休憩中。今は畑で、大豆作りです」

 園内には「メディカルハーブハウス」「ハーブ蒸留室」といった体験型施設のほか、ベーカリー、アーユルヴェーダサロンなども。最後に安藤さんは、オーガニックハーブやエッセンシャルオイルなど約2,700の商品が揃うショップへ足を運んだ。

 「うわぁ、すごい品揃え! 何時間でもいられてしまう!」と高知で愛用しているというハーブのアウトドアスプレーや、オーガニックのローズオイルなどを購入し、嬉しそうに次のスポットへ。

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2022.04.26(火)
文=張替裕子(giraffe)
写真=釜谷洋史
ヘアメイク=SUGANAKATA(GLEAM)
スタイリスト=高橋直子