あの「黒いノート」が会場で
オープンに! グッズにも登場
――イベントの内容はどんな感じになるんでしょう。
向井さん 大きく分けてふたつです。ひとつは僕が書き溜めてきたノートの中身をリスナーのみなさんと確認していきたいなと思っています。
――「あちこちオードリー」(テレビ東京)で一躍有名になったあの黒いノートですね。
向井さん はい、それです。僕がノートに思いの丈を書き始めたのが、ちょうど5年くらい前からなんです。いっちばん、ノートがはかどってた時期でもあります。とにかくその瞬間、瞬間の想いをぶつけてました。それをちらりと紹介しながら、今できていることと照らし合わせようかなと。
イベントの準備のために読み返してるんですけど……なかなか。こんなこと考えていたのか、と驚くことも多いです。
5年分のノート、つまり想いをさかのぼることはもう二度とないでしょうから。ちょっとした集大成というか、総集編というか、区切りにはなると思います。
――内容的にもあまり世に出せないものも多いのでは?
向井さん どうなんでしょうね。まあ、誰かが傷つくようなことは絶対しませんけど、会場では、配信のあとに少しだけ秘密のトークをしようとは思っています。
――もうひとつのパートは?
向井さん シークレットゲストを招いて、トークと、リスナーなら嬉しいコーナーもやろうかと思っています。シークレットゲストなのでまだ言えませんが、よかったらライスの関町(知弘)さんに質問などあれば番組に送ってください(笑)。
今まで出会った、人のとのつながりが
イベントを作ってくれてる
――グッズ販売などもあるのでしょうか。
向井さん これが、すごくいいんですよ~。「黒いノート」も今作っていて、僕が実際使っているノートと同じようにハードカバーで、ゴムでとめられるようになるかな? ロゴも入れてもらいます。
あとは、ラジオを聴いてくれていて、漫画「こっち向いてよ向井くん」(※祥伝社「フィールヤング」に連載中)で僕の名字を使って下さった、ねむようこ先生にステッカーのイラストをダメ元でお願いしたら、引き受けてくださって。これもすごく楽しみです。
――それはファンも楽しみですね。
向井さん オープニングVTRも楽しみにしてください。これは僕が以前レギュラーで出ていて、タイトルの元ネタでもある「やすだの歩き方」(※CBCテレビで放送されていた安田美沙子さんの冠バラエティ)のスタッフが買って出てくれました。
――いろんな人の愛情がこもったイベントになりそうですね!
向井さん 本当にそうですね。僕が出会ってきた、人の歴史でもあるのかもしれないです。
2021.12.15(水)
文=CREA編集部
撮影=鈴木七絵