思い切り泣きたい、声を出して笑いたい。なりたい気分に映画でアプローチ。リアルを忘れてしばし別世界へ没入できる作品を映画好きのみなさんに教えてもらいました。今回は、「あの食事のシーンにお腹がぐぅ」となる4作品をご紹介します。
食と人間への愛が込められた娯楽映画
『タンポポ』

ラーメン屋の物語のほか、13の食にまつわる挿話が織り込まれた伊丹十三監督作品。
「ふわとろオムライスがどうしても食べたかったのですが、その当時、親にこういうのを食べたいと言っても全く伝わりませんでした。小学生だったので、途中途中に入ってくる役所広司さんのアナザーストーリーもとっても刺激的でした。」(菅原敬太さん)
美味しい料理を通してつながる親子の絆
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』

一流シェフが移動販売で再起を図る。
「どれも美味しそうで。コミカルなドタバタ劇ですが、感動もあり、元気が出る映画です」(ワタナベマキさん)
「テキサスBBQの味見のシーンは、口によだれ溜まっちゃいます。外出自粛期間に劇中のキューバサンド作りに挑戦! 柑橘系とハーブで味付けするポークが抜群です」(MELRAWさん)
『シェフ 三ツ星フードトラック始めました』
デジタル配信中
Blu-ray:1,980円
DVD:1,408円
発売・販売元:ソニー・ピクチャーズ エンタテインメント
©2014 Sous Chef, LLC. All Rights Reserved.
2021.10.09(土)
Text=Ritsuko Oshima(Giraffe)
CREA 2021年秋号
※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。