【2021年10月】悟明老師が占う「開運行動」

 今月は、暦的には作物を収穫する時期。現代生活においては、物の売買が増え、お金の流通が増えるときでもあります。

 台湾では、デパートなどの小売業界がこの機に大感謝祭を開催し、一年で最も多くを売り上げる、書き入れ時を迎えます。

 そんな10月、ラッキーアイテムとなるのは、招財のシンボルである招き猫。

 ポーズや色は問いません。気に入ったものでOKです。オフィスのデスク、家の玄関口などに、顔が外側に向くように飾りましょう。

 また、小さなひょうたんをお守り代わりに携帯するのもおすすめ。

 ひょうたんは、中国語では「葫蘆(フールウ)」といい、「葫」の音が「福」に近いことから、縁起物として親しまれています。

 災いをはねのけ、幸運をもたらすほか、財をためこむ金庫の役割をするとも言われています。

 さらには、あなたを助けるキーパーソンとの出会いを引き寄せる効果も期待できるそう。

 小さめのものを用意し、オフィスやリビングに飾るほか、ヒモをつけて車内に吊したり、バッグのチャームとして活用を。

 今月、お参りをするなら、南または東方向の寺社へ。金運アップと家族の幸せをお祈りしてください。

 繰り返しになりますが、心に留めておいていただきたいのは“自分を大切に、他人を大切に”という気持ちです。

 一人一人が強い意思をもって防疫に取り組み、平穏な暮らしを1日でも早く取り戻していきましょう。

悟明老師(ウーミン ラオシー)

「易屋軒命理」算命師。祖父の代から続く占術家で、一子相伝の奥義を受け継ぐ。占い歴は25年。本サイトでは東洋の占星術「十二太歳宮理論」に基づく干支の運勢を「鳥卦」によって詳細に解説。
台北市饒河街夜市内(饒河街220號の前)での鳥占いは、連日、長蛇の列ができる人気ぶり。生まれ年と質問を伝えると、神鳥が中国タロットのカードをついばみ、先生が解読。探し物が見つかるとのクチコミ多数。
※鑑定は17時30分~23時まで。鳥卦(約10分)は、一問につき300元。通訳を希望すれば、専属の通訳者がネット電話ごしに説明してくれる。鳥卦以外にも紫微斗数、四柱推命などのパーソナルな占いの依頼も可能。電話番号:0930-763-546(中国語対応)

Column

台湾発! 悟明老師が世界を占う

台湾の饒河街夜市での鳥卦(神鳥占い)が“当たる!”と評判の悟明老師。実はあらゆる占術に精通していて、台湾ではメジャーな紫微斗数での鑑定も行っています。そこで、日本の読者のために、毎月の世相を紫微斗数で読み解いてもらうことに。ここでは大局をみる際に使われる「天下第一盤」で占います。

2021.09.30(木)
文=堀 由美子