コスメの誕生には必ず、ストーリーがある。そんなコスメのバックボーンやこだわりを、25年間美容を取材し続けてきたエディターの大塚真里さんが深堀りします。
読んだ人の美容の扉を開く「BEAUTY DOOR」。今回は「SUQQU」史上最高のなめらかさを実現した新作ファンデーション「スック ザ リクイド ファンデーション」に迫ります。
“ツヤ”は「SUQQU」というブランドの美意識
誰もが憧れて、商品もたくさんあり、簡単につくれるかのようで実は難しいのが“ツヤ肌”。テカリに見えず、たっぷり潤いを含んだようなみずみずしい質感がいつまでも続く……。近いようで遠い、理想のツヤ肌づくりへのひとつのアンサーは、ツヤを追求しているブランドのコスメを選ぶこと。真っ先に思い浮かぶのは「SUQQU」だ。ブランドが誕生したのは2003年。それから時代がどう変わっても、揺るがぬ美意識として“ツヤ”を提案し続けてきた。
現在「SUQQU」にはリクイドやクリーム、パウダー、エマルジョンなど多種のファンデーションがあるが、その質感は見事にすべて“ツヤ”。さりげないツヤ、なめらかで発光するようなツヤ、スチームをあてたようにやわらかなツヤ、時間とともに移り変わるツヤ……。一つひとつの表現が繊細で、“違いが分かる”仕上がり。とはいえあくまで素肌の延長にあるツヤにこだわり、ギラついた激しい表現はなし。だからトレンドに左右されずエフォートレスに愛され、知的で品のいい女性像を表現できるのだ。年齢もファッションの系統も関係なし。自分好みのツヤをひとつと言わず複数選び、シーンによって「SUQQU」のツヤ肌を使い分けるのも楽しい。
粉の顔料を液状にすることで実現した“ツヤ高い肌”
この春新たに加わった「ザ リクイド ファンデーション」は、「SUQQU」史上最高峰の“ツヤ高い肌”をつくるアイテム。肌にのばすと驚くほどになめらかで、料理の工程の丁寧な裏ごしが思い浮かぶような粒感のなさがすごい。その秘密は、独自の「フルイド ピグメント」にあるそう。
ピグメントとは顔料のことで、一般的には粉状。ファンデーションにはベージュや白など様々な顔料が配合され、それを乳化された液にブレンドすればリクイドファンデーションに、つなぎを加えて固めればパウダーファンデーションになる。今回「SUQQU」は、従来粉状のピグメントを液状にするという新技術を採用した。ファンデーションの中身の多くの割合を占めるピグメントが液状になることで、肌の上に点の集合体ではなく“面”で均一に広がる、うっとりするほどなめらかなリクイドが完成したというわけ。触れたときの第一印象〝粒感のなさ〟は、ここに理由があった!
カバー力もくずれにくさもアップ。いいことづくめの処方
「フルイド ピグメント」を採用したことで、カバー力やラスティング力もアップ。のばしたときに起こるピグメントの偏りやムラが少ないから、少量でも均一にカバーし、素肌が透けるような透明感と色ムラのカバー力を両立。さらに、均一にぴったりと密着するのでくずれにくく、マスク移りもしにくい。お粉なしでもくずれを気にすることなく“ツヤ高い肌”を楽しむことができるし、好みで仕上げにフェイスパウダーを少量重ねても、きめ細かさと美しいツヤを表現できる。
おすすめは、お粉なしで仕上げ、頬に新作チーク「メルティング パウダー ブラッシュ」を重ねるメイク。オイルの配合量を増やし、粉にしっかりオイルを含ませた「メルティングパウダー処方」により、粉っぽさが消え、湿度を感じるツヤ仕上げ。きめ細かさと透けるような色ツヤがプラスされ、いいとこどりの仕上がりに。
肌が変われば気分も変わる。光を受けてより存在感を増す“ツヤ高い肌”は、気分を高揚させ、自分に自信をくれるもの。「SUQQU」の新作2品で、お気に入りの肌を楽しもう。
SUQQU
フリーダイヤル 0120-968ー761
https://www.suqqu.com/
大塚真里(おおつか・まり)
エディター。出版社に編集者として勤務後、化粧品メーカーのクリエイティブ担当を経て独立。雑誌編集や広告制作など活動中。自著『キッチンには3本のオイルがあればいい』、『肌がきれいになる』(ともに小社刊)など書籍も多く手がける。
Column
大塚真里の美容の扉
コスメの誕生には必ず、ストーリーがある。そんなコスメのバックボーンやこだわりを、25年間美容を取材し続けてきたエディターの大塚真里さんが深堀りします。
2022.03.15(火)
Composition & Text=Mari Otsuka
Photographs=Kenichi Yoshida