コスメの誕生には必ず、ストーリーがある。そんなコスメのバックボーンやこだわりを、25年間美容を取材し続けてきたエディターの大塚真里さんが深堀りします。

 読んだ人の美容の扉を開く「BEAUTY DOOR」。今回は慣れない野菜を敬遠しがちな人におすすめの、モロヘイヤ100パーセントのうれしい小粒「あおつぶパック」に迫ります。


栄養豊富な野菜をとっているという安心感がいい

 気軽な外食が難しくなってから、自分の味に飽きるほど料理をしている。とはいえ栄養バランスが向上したかというと、そうでもない気が……。仕事終わり、パッパとつくりたくて使い慣れた同じ食材ばかり買ってきてしまうのだ。料理がルーティン化するとそんな状況の人は多いかもしれない。

 でも、今の私には「あおつぶ」があるから大丈夫。普段はスーパーでまず手に取ることがない(夏以外は見かけることも少ない)モロヘイヤを乾燥させ、粉末にして固めたもの。

β-カロテンがニンジンの約1.6倍、鉄分はほうれん草の約3.7倍。ビタミン類やミネラルも含み、インナーケアにおすすめの不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランスよく含むモロヘイヤを、乾燥粉末にして固めた健康食品。1粒に約2.5枚のモロヘイヤの葉を含む。1日20〜30粒、たっぷりの水分とともにとるのがおすすめ。あおつぶパック 10粒×75包 5,616円/青粒
β-カロテンがニンジンの約1.6倍、鉄分はほうれん草の約3.7倍。ビタミン類やミネラルも含み、インナーケアにおすすめの不溶性食物繊維と水溶性食物繊維をバランスよく含むモロヘイヤを、乾燥粉末にして固めた健康食品。1粒に約2.5枚のモロヘイヤの葉を含む。1日20〜30粒、たっぷりの水分とともにとるのがおすすめ。あおつぶパック 10粒×75包 5,616円/青粒

 モロヘイヤは各種ビタミンやミネラル、食物繊維の含有量が緑黄色野菜の中でも群を抜いて多く、女性に欠かせない葉酸も含む。「あおつぶ」は何と100パーセントモロヘイヤなので全成分表示を気にする必要もなく、たっぷりの水で飲んだり、そのままポリポリと食べることもできる。野菜の小鉢のような感覚で、あまり料理をしない人にも嬉しいはず。

 おまけに、モロヘイヤは水溶性食物繊維もたっぷりなので“腸活”にもいいらしい。かわいい小袋を朝昼晩1つずつとる習慣で、体だけでなく心も安心、健やかに。出合えてよかった!

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 昨年12月に創刊し、購入者に届く年4回のフリーペーパー「モロマガ」。編集部がピックアップするウェルネス情報がふんだんに掲載され、読み応えあり。ブランドサイトでも公開されているので、ぜひチェックして。

大塚真里(おおつか・まり)

エディター。出版社に編集者として勤務後、化粧品メーカーのクリエイティブ担当を経て独立。雑誌編集や広告制作など活動中。自著『キッチンには3本のオイルがあればいい』、『肌がきれいになる』(ともに小社刊)など書籍も多く手がける。

Column

大塚真里の美容の扉

コスメの誕生には必ず、ストーリーがある。そんなコスメのバックボーンやこだわりを、25年間美容を取材し続けてきたエディターの大塚真里さんが深堀りします。

2022.03.16(水)
Composition & Text=Mari Otsuka
Photographs=Kenichi Yoshida

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※この記事のデータは雑誌発売時のものであり、現在では異なる場合があります。

この記事の掲載号

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