tsunekawaさんいわく「2を作るときにローズマリーをすりつぶして入れると、ローズマリーの風味が強くなる」とのこと。好みに合わせて工夫しよう。

レモンの果汁を加えただけでも淡い黄色に。 ©️清談社
レモンの果汁を加えただけでも淡い黄色に。 ©️清談社

3:グラスに氷をそっと入れ、途中でローズマリーと1の輪切りのレモンをバランスよく入れる。

レモンとローズマリーの配置にセンスが問われる気がする……。 ©️清談社
レモンとローズマリーの配置にセンスが問われる気がする……。 ©️清談社

 クリームソーダの氷は「かち割り氷」がおすすめ、とtsunekawaさん。見た目もキレイでグラスに詰めやすく、アイスも載せやすいなど、クリームソーダとの相性がバツグンの氷だ。

4:2で作った炭酸水をそっと注ぐ。

5:バニラアイスをのせて、残りの輪切りのレモンを添える。

 

完成

 アイスをすくう前にディッシャーをぬるま湯にさっと通すとキレイにアイスがすくえる。ちょっとした手間をかけると仕上がりに差が出るという。

©️清談社
©️清談社

 そんなアドバイスをいただいたにもかかわらず、バニラアイスの形がいびつになってしまった不器用な筆者。しかし、自分で作っただけに愛着が湧き、思わず「かわいい」とつぶやいてしまった。

 肝心の味は、見た目とは違って絶品! レモンとローズマリーのフレッシュな風味のなかにバニラとガムシロップの甘さをほんのり感じる、さわやかな口当たりだった。

 ちなみに、tsunekawaさん作の「レモンとローズマリーのクリームソーダ」の写真はこちら。同じページに筆者のクリームソーダを載せるのはおこがましいほどのクオリティ……! これぞ職人の技だ。

©tsunekawa
©tsunekawa

クリームソーダの道は一日にしてならず

 いくら自作のクリームソーダに愛着が湧いても、1杯作り終えてから「もっと氷を敷き詰めればよかった!」「アイスのすくいかたを練習したい」「次はグラスも替えてみよう」など、やりたいことが見えてきてすぐに挑戦したくなった。

 クリームソーダの道は一日にしてならず。だが、このクリームソーダを作るのにかかった時間は10分ほどだった。夏休みのおやつの時間に家族と作ったり、ひとりの昼下がりに作ったりと、さまざまなシーンで楽しめそう。

2021.08.14(土)
文=清談社