緑のある場所でゆっくりコーヒーを味わってみるとあら不思議、なんだかいつもよりおいしく感じます。
そんな至福の“外コーヒー”をより楽しむためには豆にもこだわりたい! アウトドアにぴったりの豆を実力派コーヒーショップの店主の方々に伺いました。
コーヒー賢者たちがセレクトするアウトドアにあう豆とは
非日常×コーヒーという幸せな組み合わせ。
そんな好シチュエーションにベストマッチする豆を、実力派コーヒーショップがご紹介。
外コーヒーで大切なこと
●豆は必ず分量を量りましょう。
●挽きたての豆を持っていこう。
【SUMMER】野外のにおいに負けない華やかな香り
◆ROLE COFFEE「コスタリカ ロストゥカネス農園」
キャンプの夜更かしに大人が楽しみたい
嫌気性発酵ナチュラルプロセスを経たコーヒーで、マスカットや白ワインのような爽やかで香り立つ風味が印象的。(ROLE COFFEE 中村真悟さん)
◆Okaffe kyoto「パナマ エスメラルダ農園 ゲイシャ種」
エレガントでエキゾチックな珈琲
ジャスミンのような香りと爽やかなシトラス風味。急冷しキンキンに冷えたシャンパングラスで。夏のビーチが似合うコーヒー。(Okaffe Kyoto 岡田章宏さん)
◆タウトナコーヒー「グアテマラ サンホルヘ」
後味までゆがみなくゆるやかに変化
甘さと酸味がきれいにまとったジューシーな印象をもつ。甘い香りで始まり、グアテマラらしいベリーのような風味。(タウトナコーヒー 山下周平さん)
◆カリオモンズコーヒー「ニカラグア ロ・プロメティード農園」
華やかなアロマと果実のような味わいが特徴
果肉を剥がさずに乾燥させたコーヒー豆。生産者の徹底した品質管理により、透明感のある飲み口と華やかな味わいを両立。(カリオモンズコーヒーロースター 伊藤寛之さん)
2021.07.02(金)
Text=Mayumi Amano
Photographs=Takeharu Hioki、Ichisei Hiramatsu〈cutout〉